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今日は春のお茶席という位置付けで、附下げをコーディネートしてみました。
色は、明るいグレーにブルーの色が混ざった、春らしい清楚な色合いです。
お茶席の着物にこだわらなくとも、式典やパーティなどにもお召しになれる附下げなんですが、季節を問わない模様と控えめな色柄に、茶席に着ると素敵だろうな~
そんなことを、この着物から感じたからです。
上前の柄をアップしてみました。
花柄を図案化していて、シンプルな模様が魅力的。
一部の模様には、線をなぞるようにして、刺しゅうを入れてます。
刺しゅうが目立たないのも、この附下げの特徴で、侘び寂びの味が伝わってきます。
帯と小物を合わせてみました。
着物の優しさを壊さない、柔らかな色、銀と若草色の袋帯を選んでみました。
私はこのアッサリ感が好きですね~
そして、帯締め帯揚げに、着物と帯を引き締める色、紫を使ってみました。
柔らかな春の香りが表現できたのではないでしょうか・・・。
ここでの提案は春の袷の着物ですが、生地がしっかりしているので、裏地が付かない単衣用の着物としてお召しになっても素敵でしょうね~
なんとか4月の「卯月展」の案内状の構成が出来上がりました。
とは言っても片面だけで、もう片面はこれからです。
開催する日を見るとお判りでしょうが、時間に余裕がありません。
本当に呑気な男です。
毎回こんな感じで、正直なところ焦っています。
卯月展は4月16日金曜日~19日月曜日までの4日間です。
このブログを見ていただいている方で、時間が取れるようであれば、是非一度、覗いてみてください。
皆さんの予定が入る前に告知をさせて頂きます。
この投稿を終えたら、再び構成を考えることにするか・・・
頑張らないと。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







