◆
今日もとんでもない暑い日になりました。
あと数日で9月というのに、秋が訪れるのでしょうか・・・
体温がゆで上がってしまって、本当に疲れます。
どうにかして欲しいな~
ブログ記事を書き始めたとたんに うとうとと居眠りをしてしまったみた。
暑さのせいで体力を消耗しているのかもしれませんね。
ここは金沢市内にある加賀友禅作家東藤家の工房です。
初めてお伺いした訳ですが、今日は私の店のキーマンになるかもしれない「東藤肇」さんとの関わり合いのことについて記事にしたいと思います。
石川県で染めた手描き友禅のことを加賀友禅といいますが、その多くがフォーマル着で、数多くの作家さんが腕を競い合いながら華やかな着物を作り出しています。
着物ファンにとっては憧れの着物だと思いますが、作家さんの工房は着物から想像するような豪華さからは、かけ離れたところで、下絵を描くための机が幾つもあって、窓を全開にし扇風機が机の数ほど回っているところでした。
過去に数件の作家さんの工房にお邪魔したことがありますが、物作りをする仕事場はどこも似ています。
こうした静かな環境の中で素敵な作品が創りだされていて、工房の奥には73歳になる「東堂岳」先生が筆を持って作業をしていました。
私は神聖な工房に割り込むようにして、岳先生の息子さんである肇先生に時間を取っていただき、秋の展示会「神無月展」に力を貸してもらえないかを相談することに・・・
実はこの会期中に店に来ていただき、肇先生の絵心をお客様の為に活かし、オンリーワンの商品が提供できないか。
その想いを伝えました。
肇先生は金沢美大で日本画を勉強された方で、いろんな絵や模様を描くのが上手だと、以前から職先から聞いていました。
こうして実際にお会いし、過去に取り組まれた作品資料などを拝見することで、確信することが出来ました。
面白いことが出来そうな予感がします。
そんな訳で、10月22日(金)から始める「神無月展」に東藤肇先生(44歳)の絵筆を店で使っていただける運びとなりました。
東藤家の親子先生に挟まれ私も姿が登場してしまいましたが、飾らない友禅作家さんの職人魂のようなものを感じながら工房を後にしました。
小さな小さな店ですが、私ような物に力を貸していただけることに感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
何を始めるかはこれからのお楽しみということで、下準備にアイディアを思い巡らせている私です。
コメント
こんにちは
僭越ながら、東藤先生のお名前は「藤」の字では…?
ご参考までに↓
http://www.kagayuzen.or.jp/rakkan_t.html
お父様の作品も素敵ですよね。
いつもブログを楽しみにしている
通りすがり加賀友禅ファンより