◆
次女の成人式が近づき、気分的に忙しくなってきたました。
この地域の成人式は1月9日日曜日、そろそろ準備に入らなくてはなりません。
店内奥の部屋を 着付けがしやすいようにスペースを開け、萌(次女)の振袖を衣桁(いこう)に提げてみました。
とても恥ずかしいのですが、このブログを応援していただいている方を親戚だと思い、娘の着物をアップしてみました。
これが下の娘の振袖です。
見覚えのある振袖でしょ・・・
あの絞りの振袖を娘の晴れ着にしたんですよ・・・
帯はレモン色を基本とした墨流しのような流水模様で明るさとスッキリ感を出してみました。
(角度のよって流水の色が変わるもので、正確な色をお伝えすることができません)
そして、平織りの帯締めに部分絞りの帯揚げ、紫色で大人の香を引き出したつもりです。
左端は重ね衿。
紗綾形(さやがた)の地紋の生地を薄紫に染めたなかに、お目出度い赤い鶴、これが着物に合わせた振袖長襦袢。
刺繍の半衿は職先の担当者がオーダーメードで作ってくれたものです。
黄色と紫の刺繍糸を使ったものを娘に合わせました。
髪飾りは白にピンクのつまみ細工、草履台は白のエナメルで横巻きに赤のラインを入れています。
鼻緒は紫地に七宝と松に梅の刺繍をあしたったものを。
そして刺繍入りの手提げバッグです。
この振袖コーディネートには紫色がポイントになっています。
子供から大人へと変わる女性の魅力を表現したつもりです。
これが私の目で選んだコーディネートだが、いろんな局面で、「お母さんだったらどのようなことを言うだろう・・・」
そのようなことを考えながらの準備でした。
遠い世界に行ってしまったお母さん、満足してもらえたかな~
もしもお母さんがいたなら違う仕上がりになっていたかもしれませんね。
想いと違っていれば「ゴメン」です。
正直、いろんな面でプレッシャーがありました。
いつのまにか二十歳になってしまって、私達、親の気持ちを萌は理解してくれているのでしょうか。
何か見返りをを求めている訳ではありませんが、大人として人に優しい女性であって欲しいと願うばかりです。
彼女の大切な記念日、受け取ってください。
そして輝いてください。
これが私達にできる親の気持ちです。
この先は美容院の方と前結び講師である妻の友達にバトンを渡します。
さて、話は変わって長女がアメリカから戻ってまいりました。
カメラに収めた写真をみせてもらいましたが、雪国とはまったく違うリゾート地に住んでいるユミちやん(妻の妹)が羨ましくてしかたありません。
ユミちゃん、そしてクリス。
娘たちが大変お世話になりました。
二人のお蔭で楽しい旅ができたようです。
心から感謝致します。
ありがとうございました。
それでは今日はこれにて終わることにします。
お休みなさい。