創作着物・芝崎重一氏が手がけた草木染め紬

 今日はメインイベントのお茶会を挟んで、早朝と午後の雪すかしで一日が終わってしまった気がします。

 

店のスタッフが帰ると、緊張していた糸が切れたのでしょうか 何もしたくありません。

コーヒーを飲みながら外を眺め、穏やかさを取り戻した天気にホットさせられていた私でした。

 

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思い返すと、娘の成人式だった9日から太陽が隠れ、荒れた天気が今日まで続いたんですね~

この先、吹雪に悩まされるようなことがないと予測していますが、どうでしょう・・・甘いかな~

 

さて、今日の投稿です。

おしゃれな着物を紹介したいと思います。

 

 

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芝崎重一という染織作家さんが座繰り(ざぐり)といって、機会を使わず、手作業で糸を紡ぎ、草木染めで織り上げた紬の着物です。(仮縫いになった黄色い着物)

 

とてもおしゃれで、素敵でしょ・・・

 

色の濃淡が横段のようになって合っているでしょ・・・

これって、染めたものではなくて、芝崎さんが精密に考え、織りで色が合うように創作された着物なんですよ。

 

この技って凄いと思いませんか・・・

 

そして、そのこだわりは染織方法にもあります。

 

 

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私が手にしたこの紬は、木偏に鬼と書いて「えんじゅ」というマメ科の木のつぼみを煎じて染料にしたもので、黄色の色がとても綺麗です。(実物のほうが遥かに綺麗です)

 

その黄色を濃淡で色を分けて織り上げているから、芝崎さんの技術の高さを教えられています。

それに織り上がりの風合いもとてもいい感じで、その時々の気候で同じ色が出せないことを話してくれました。

 

「このような着物を誰が着るのだろう~」

きもの屋がこんなことを言っているのも可笑しな話ですが、想像するだけで胸がときめきます。

 

もしかして、着物がカッコいいと思えるのは、このような一人の人が手作りで作り上げた着物なのかも・・・

 

私はそんな気持ちで皆さんに紹介させてもらいました。

 

 

そしてもう一つ、男性5人と女性5人、計10人で初釜のお茶会にお招きをいただき、行って参りました。

 

 

2011hatugama.JPG

作法は「表千家」、とは言っても、詳しい訳ではありません。

 

招待者の中に、経営者でもあり文化人としても有名な方がいらっしゃっていて、とても緊張致しました。

 

仕事では味わえない凛とした世界があり、きっとこの緊張が心地よいのかもしれません。

だからお茶の世界って不思議です。

 

諸先輩の話に耳を立てながら、勉強させていただいた気がしています。

 

このようなご縁をいただいたことに感謝です。

ありがとうございました。

 

仕事を何もしなかった一日でしたが、心身ともに燃焼した日でもありました。

遊んだ分、明日取り返さないと・・・

 

ということで、今日を閉じることにします。

それでは皆さんお休みなさい。

  

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