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日数の少ない二月が今日で終わろうとしていますが、一月に引き続き厳しい月になってしまったことをとても反省しております。
事務所の28日のカレンダーは「工夫を重ねてさらなる躍進」になっていて、もう一度工夫しなさいと語りかけられているみたいです。
ここにアップしたお細工物はインターネットから依頼された「猫の結婚式」です。
「兎の結婚式」の商品をご覧になられた方が、猫バージョンで作ってもらいたいとの相談があり、ようやく出来上がりました。
始めて作るもともあって、お客様の承諾を得てアップさせていただきました。
(猫ちゃんのお髭はお客様のお好みでカットしただければと考えております)
特に白無垢に角隠しが、昔ながらの日本の嫁入りを感じさせてくれるものがあり、温かいものが伝わってまいります。
ご依頼者の猫のこだわり・・・
こうして仕上がりを見ると、なんと可愛いことか。
本日発送致しましたが、お気に召していただける事を願っております。
さて、3月の声と共に卒業式の話題が駆け巡る季節となりますが、明日、県内でいち早く卒業式を迎える私立高校があるようです。
いよいよ着物の出番が来たのではないかと、期待しているところもあり、春の訪問着をコーディネートしてみました。
京友禅の作家者で、上品な着物でしょ・・・
古典柄でもあり、唐織の帯を合わせ、半衿を刺繍で華やかな装いに仕上げてみました。
このコーディネートの軸となる色は春色のピンクで、30代のお母さんが入卒に望む装いを意識してみました。
昔は卒業式は華やかな装いで、入学式は子供がお世話になるという意味合いから、控えめな着こなしがふさわしいと言われていましたが、着物の種類を持たない昨今では、難しいことを言わなくなっているところがあります。
入卒に着られる着物としては、訪問着・附け下げ・色無地がベターなんですが、小紋や紬などのおしゃれ着で主席される方も ちらほら見かけるようになりました。
式典の場におしゃれ着となると、着物屋としてはイエローカードを出したいところ・・・しかし、そんなことも言っていられなくなった和装業界。
どちらかといえば、着物を着ることから始まる・・・というのが私達の本音かも・・・。
こんなことを言っているから着物のTPOがおかしくなって、なんでも有りということが まかり通るのでしょうね~
どりらを正すべきなのかは判りませんが、お天気も良くなってくることでのあり、おおいに着物でお出かけしようではありませんか・・・。
判りにくい事があれば気軽に相談してくださいね。
明日は京都出張です。
ガツンと刺激をもらって戻ってきたいと思っています。
それでは、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







