◆
「美しいキモノ」夏号が5月20日に発売になりましたが、他にも、浴衣関係の新しい雑誌が出ているかもしれない思い、昨夜、書店へ行ってみました。
期待は外れでした。
時期が早いのか、それともメーカーさんやきもの専門店が販促費を使いにくくなっているのか、婦人雑誌のコーナーには夏号の「美しいキモノ」しかありませんでした。
ガッカリしていたところに、今朝、竺仙さんからの小さな荷物が店に・・・
開けてみると一冊の本が・・・。
中に「感謝の心で」の添え書き文が収めてありました。
繊研新聞社から出された 『竺仙ゆかた 江戸の粋』 というタイトル名が付いた本で、竺仙さんの歴史とこだわりを宮下政宏さんが纏められたものでした。
(この本の表紙が店にある「紅梅小紋」の浴衣柄と同じで、本を置いてアップさせていただきました。)
竺仙(ちくせん)さんは、江戸末期、天保13年(1842年)の創業から今も続く老舗ブランドメーカーであることは、広く知られているところですが、こうして一冊の本が世の出されたことで、商品を取り扱っている側としては嬉しく思う次第です。
本には創業者のことから、江戸小紋や長板中形のこだわり、そして今日まで作り続くてきた浴衣柄と、それを支えてきた職人の技が紹介されています。
本物と言われる意味が、この本からお解りいただけるのではないでしょうか・・・。
裏表紙も店のある商品と同じ柄で、偶然とはいえ、本が取り上げた柄と同じだと思うと嬉しくなります。
竺仙さんの社長様 並びに営業担当者様、
送ってくださった本を大切にして、お客様に理解を深めていただくためのものにしたいと思っています。
ありがとうございました。
とことで涼しさを通り越して、寒さを感じる天気で店の方も暇だったな~
そのせいか気持ちもブルーになってしまって、元気が出ない一日でした。
明日は気持ちのいい日になるだろうか・・・
だめだめ、受け身ではいけません。
好い日にする決意で、明日に臨みたいものです。
それでは今日はこれにて・・・お休みなさい。