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昨夜自宅に戻ると、茶の間のソファーの上に見慣れない紙袋が置いてありました。
食事の支度をしていた長女が私に近づき、『父の日のプレゼントで~す。開けてみて・・・』 と、明るい声で、その袋の正体が何であるかを証てくれました。
予期していなかったことです。
母の日は和雑貨でプレゼント商品を提案していたこともあって、自分でも意識するところがありましたが、父の日はまったく陰を潜めていて、忘れ去られていただけに驚きました。
メッセージカードには子供3人の連名が・・・
おそらく長女が企てたのではないかと想像していますが、だとしても、子供達には素直に感謝したいと思います。
中を開いてみると、ブランド品の半袖ポロシャツでした。
長女は私のプレゼント商品を選びにデパートへ行ってきたと話していましたが、その気持ちが数倍有難く感じるものだ。
私も時々お客様に贈るプレゼントを考えることがあるが、「喜んでもらえるだろうか・・・」、そんなことを考えるだけでも、随分エネルギーがいるものである。
家族にしたって同じ事が言える訳で、私なんかは考えるだけで事を終えてしまっている怠慢父親です
だから、子供達の行為は、「ありがとう・・・」の一言に尽きます。
そして今日、妻がお世話になっているお寺さんで、永代経(えいたいきょう)のお参りがあるとのお知らせをいただいていて、午後から時間を取って行ってきました。
恥ずかしい話ですが、永代経が何であるかも知らない世間知らずの私。
そんな私が自分なりに解釈していることは、このお参りが、お寺の住職さんによって、離れたところに行ってしまったお母さんと逢わせてくれる場であり時間だと考えるようにしていることです。
お年を重ねた人ばかりの中で、違和感を感じながらもお母さんのことを思い出していました。
子供達の将来を心配しているのはお母さんも同じだと、いつも一緒になって考えてくれることに感謝しています。
突然、家族の絆ってなんだろう~
考えてしまいました。
深い愛情から生まれるもの。
愛情って、心の大きな風呂敷で包みこむ優しさと労わり。
労わりの心って、行動することから生まれる行為。
信頼って、揺るがない安心の裏付けがあって成り立つ繋がり。
こうした目には見ないな無数の糸が一つになり、繋がり合った糸を絆と言うのかも・・・
難しく考えてしまいましたが、命の次に大切なのが家族。
そして、損得勘定で図れない関係が夫婦であり親子だと思います。
大切にしたい家族に感謝です。
記事がおおげさになって、引っ込みがつかなくなってしまいました。
今日はこれにて終わりにします。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






