「癒しのある店を作りたい」

 今日は展示会の後始末で、畳を上げて平常の売り場に戻すという日です。

会の準備より簡単なんですが、張り詰めていた緊張は一気に抜けてしまって、思考力を失っているかもしれません。

 

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どうにか夕方には整理も片付き、新しい売り場が仕上がりました。

そして、仕入先の支払いも済ませ、ようやく冷静に物事を考える時間が出来た感じが致します。

 

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明日は7月30日の土曜日、この地域では至る所で夏の風情が味わえます。

私の知る限りでは、「幼稚園の納涼大会」、「のの市じょんがら祭」、「松任祭り」、「金沢豆田大橋の北國花火大会」、そして、私が住む町会が開催される「納涼大会」。

 

店の近くでも これだけあるのだから、明日の30日は「全国お祭り騒ぎ」なのかもしれませんね。

 

この時期のイベントは浴衣と関わり合いが深く、仕事がら大歓迎。

もしかしたら、和装業界としたらお正月より経済効果があるのかもしれないと思うくらいに浴衣をお召しになられる方が増えています。

ありがたいことです。

 

なのにどうしたことか、今年はいっこうに浴衣需要が伸びようとはしなくて 私の心を悩ませています。

ここまで来ると、勘が狂ったと言わざる終えません。

 

そうした中で昨日、或る仕入れ先の担当者から、8月の月初めに古布で作られた「お雛様の木目込み人形展」に来て欲しいとの案内をもらいましてね~

 

商品としては来年春の商材です。

 

先を呼んで仕入れた浴衣が、需要期に苦戦している最中だけに、快い返事が出来ませんでした。

 

春になるまでに、秋と冬を越えなくてはなりません。

食の安全を脅かすセシウム問題や、国の財源などのことを考えると、日本経済を混乱される事態が起きるやもしれません。

 

そうなると、一人ひとりが、これまで以上に我慢をしなくてはならないでしょう・・・

 

仕入れ係とすれば、外的要因をいろいろ考えてしまいますが、本能的には私の血は騒いでいます。

 

こんな時代だからこそ、店に癒しが必要なんだ。

その事を忘れてはならないと言い聞かせているところです。

 

8月1日、私は新しいお雛様を選びに行くことでしょう・・・

 

本当にこりないんだから・・・

  

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