秋の気配・「紅葉の兎のタペストリー」に「琵琶の柄の染め帯」

 今日は店のスタップがお休みで店は私一人。

お客様の来店も少なく、和雑貨のコーナーを少し模様替えしてみることにしました。

 

のれん展も始まり、売り場を占領していた夏物はしだいに影を潜め、ひと足早い秋の香が漂い始めました。

 

5月の連休から浴衣を核として突っ走ってきただけに、イメチェンした売り場が新鮮でなりません。

力強い夏に比べると、どこか物悲しさを感じるところもありますが癒されています。

 

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こちらは「紅葉に兎」のタペストリー(巾60×丈150㎝)・・・¥27,300の品

仲秋の名月の頃に下がると風情があるでしょうね~

 

 

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こちらは鮫小紋に合わせた「琵琶の柄の染め帯」

小粋な帯でしょ・・・

 

秋をイメージすると、どうしても濁りのある深い色になってしまいます。

私の心の中で待ち望む秋が潜んでいるからでしょう~

 

こいして、徐々に衣替えをしていく売り場を楽しんでいますが外は夏真っ盛り。

私の一人相撲かもしれませんが、充分過ぎる秋を楽しんでいただけるかと思っているので是非立ち寄ってみてください。

 

 

ところで明日は、次女の結婚式を前にして両家で食事をする日です。

 

ご先方のお父さんから申し出があったことで、細かな打ち合わせができればと考えていますが、慣れないことでもあり少し緊張しております。

 

挙式まで時間がないというのに呑気に構えている自分がいて、これでいいのでしょうか・・・。

「梅ちゃん先生」の家族の絆みたいな訳にはいかないんだな~

私が男だからでしょうか・・・。

 

或るお客様が私にこんな話をしてくださいました。

今の若い人は、周りの人達への気使いや礼儀を知らない人が多くなっている気がするというのです。

 

私も常日頃感じていたことで、うなずいて聞いていましたが、その気使いを どうやって子供に教えたらいいのかを尋ねると、そのお客様は、親の姿を見て覚えるものだというのです。

 

「親の姿を見て覚えるか~・・・」、とても解りやすい答えでした。

 

私が子供の振る舞いを見て不満に思えるのは、子供を鏡にして私を見ているようなものなのかもしれない。

だったら子供を責められないよな~

むしろ責められるのは私なのかもしれない。

 

次女は先月、婚姻届を済ませました。

そして次は挙式です。

 

逆回りをして幸せの道をたぐり寄せていますが、今の私に何ができるのか・・・

親の義務として、新しい生活の形を創る手助けは言うまでもありませんが、もっと深い部分での大人としての気使いを身に付けて欲しいだな~

 

胸に手を当て、自分に問い正す私がいました。

 

 

今朝、長女に起こされ、なでしこジャパンの試合を見ることができました。

アメリカに2点目を入れられた時には、これで駄目だと思いましたが、諦めない姿に教えられるものがありました。

1点差で金メダルを逃しましたが、夢と感動を与えてくれたなでしこジャパンに感謝したいと思います。

ありがとうございました。

どうか疲れた身体を癒してください。

 

それでは今日はこれにて閉じることにします。

お休みなさい。

 

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