店作りの落とし穴・新しい猫柄の器から学ぶ

 今月も残すところ後わずかになりました。

時代の流れに浮かんだ小生の船はどこに向かうおうとしているのでしょう。

手探りで航路を探す9月だったのかもしれません。

 

それだけの多くのことを見つめ直す切っ掛けにもなりました。

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偶然にも27日の日めくりカレンダーが、そのことを語りかけているようでした。

いつでも、どんな時でも志を忘れてはいけませんね・・・。

 

 

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ここに悪猫の顔をした器があります。

急須のふたに、湯呑のようなカップです。

 

猫好きな方にお薦めしたいと思って品揃えしましたが、店の扱い品としては異質だったのかあまり気に留めてくださる方がいらっしゃいません。

 

これは一つの例ですが、楽しい店にしたいと考え、毎月商品を探しに京都に向かいますが、面白い品に出会うことが極めて少なくなりました。

 

そんな折に、こうしたつまみ食いをしたような品を仕入れても、どうもうまくいかないんですね~。

 

ここが店作りの落とし穴ではないかと思います。

 

季節は違えども取り扱う物が同じだと、違うものを置いて店の活性化を図ろうと思うのが経営者です。

だけど、そこに売り方のノウハウがないと品揃えをしただけでは売れないのが成熟した社会においての店作りの難しさです。

 

しかし経営者は、いつも変化を求めています。

 

その変化を 店にないものを手にしたいと考えたとき、そこに地に足が付いたビジョンがないと輝く品の出会があったとしても 生かすことが出来ないのではないでしょうか?

 

昔から「餅屋は餅屋」という言葉がありますが、思い付きでは事を成し得る事ができないんですね~

そのことより、店の強みを探し、技を磨くことが魅力作りに繋がると幾つかの失敗を経験して考えるようになりました。

 

 

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ちなみに、こちらのカップですが、高さが10㎝で直径が6㎝の大きさでお値段は1260円の品です。

急須は1890円の価格になります。

 

ご夫婦でお使いになれて、いいと思うんだけどな~

 

つじつまが合わない記事になりましたが参考までのご紹介させていただきました。

 

それでは、今日はこれにて・・・

お休みなさい。

  

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