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雨が一日降り続く月曜日、チョッとブルーになりがちですが元気を出して今日の投稿です。
今月の店のテーマは「猫と兎柄」の提案になります。
和雑貨の品揃えは終えたものの、和装関係はただ今準備中でテーマに沿った商品を集めているところです。
今日はその中から兎柄の刺繍半衿を紹介させていただきます。
こちらが新しく入荷した兎柄の刺繍半衿です。
正絹の塩瀬半衿に兎と水玉を刺繍したもので、左右に表情の異なる兎が2匹、毛並みもふさふさしていて本物の兎みたいでしょ・・・
マニアックかもしてませんが、遊び心のある方に使って欲しいな~
写真の品はゴールド系の縫い糸を多く使っていますが、色違いも揃っているんですよ。
左端の写真だけがゴールド系で、その他は白兎。
ベースの色は左から、白・白、淡いグリーン系・そして淡いベージュとなります。
(申し訳ありません、写真の影が出てしまいました)
その反対側の兎がこちらです。
他にもこちらの小ぶりな兎柄の白半衿も用意してみました。
どちらかと言えば、こちらが万人向きかもしれませんね。
着物を来た時には、こんなにも刺繍が出るものではありませんが、わずかに衿元に覗く兎柄に面白味があるのではないかな~
お値段はどちらの品も¥16,800の価格となります。
このようなこだわりの半衿にはパールトン加工をお勧めしております。
加工費として1,050円必要となりますが、お手入れがとも簡単です。
どうか参考にしてください。
話は変わります。
昨年の年末に、このブログから振袖に合わす刺繍のちりめんショールをご紹介させていただいた九州のお客様がいらっしゃいます。
そのショールを今年の成人式にお嬢様がご使用されて、とても評判が良かったよ喜びの声をいただいた方ですが、そのお客様から一週間近く前に、この春高校を卒業される次女さんの振袖を紹介してもらえないかとのご相談をいただきましてね~
とても光栄なことです。
そのお客様は一般に流通している振袖を欲しがっているご様子ではなさそうで、いろんな意味で責任の重さをひしひしと感じながらも、簡単にお伺いできる距離でもなく、幾つものハードルを越えなければ実を結ぶものではないと考えています。
それなのに、今の私の心境としては、「どうして こんなにも遠い距離にある私の店にご指名をいただけたのだろう・・・?」。
そんな気持ちが私を支配していて、お客様の期待に添える見立て方を探り出したいと考えているところです。
「S様、私のブログを読んでくれましたか?
私からの提案ですが、次女さんのお写真と、長女さんの振袖のお写真を送っていただけないでしょうか。
そこから物事が始まると考えています。
こちらからお電話を入れたいと思っているのでご検討ください。」
今回のご相談は、ネットて販路を広げたいと考える取り組みの中で、大きな自信に繋がる仕事になることでしょう。
例え実を結ばなくとも、ベストを尽くしてみたい。
私にこのようなチャンスを与えてくださったS様に感謝したいです。
それでは、これで今日を閉じたいと思います。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







