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今日はカゴの鳥状態で店にいましたが、来客も少なく静かな一日でした。
夏が目の前に来ていても、夏物の動きが鈍く思えるのは、店作りに問題があるのでしょうか?
考えてしまいますが、ここは辛抱の時かもしれません。
こうして浮いたり沈んだりの日を繰り返しながら、カレンダーは進んで行きます。
これを平和と呼んでいいのか判りませんが、経営者として次の一手を用意しておかなばならないことだけは確かです。
なくなることがない経済活動に、知恵が尽きたかのようですが、願いを持ってすれば必ずひらめきがあるもの。
焦らないでその時を待ちたいものです。
加賀小紋の綿絽浴衣に絽(ろ)の染め帯を合わせてみました。
品もあって涼しげでしょ・・・
とは言っても見なれないこともあって、これが浴衣だとはだれも思わないのではないでしょうか?
加賀小紋の染めでは第一人者と言われている坂口幸市さんが染められた浴衣ですが、正絹の染め帯が合うんですね~
このようなコーディネートをされると浴衣ではありません。
体に優しい木綿の夏着物です。
合わせた帯も素敵かと思います。
絽の塩瀬帯で、蛍の模様などは夏の風情がいっぱい詰まっています。
他にも萩やトンボなどが初夏から晩夏を表現していて、とてもおしゃれな染め帯だと言えるでしょう・・・
これが着物の奥ゆかしさかもしれませんね。
友達が集まる場に、季節を伝える着こなしでお出かけになってみてください。
いつもと違う魅力が、心を豊かにしてくれることでしょう。
数日前のことですが、長女と些細なことで口論となりましてね~
時間を置いて考えてみると、親として気配りが足りなかったと反省しましたが、その日の夜のことです。
娘に向かって「夏休みに北海道へ行くぞ・・・」と、言ってしまいましてね~
口論をした日だっただけに、それ以上は言葉にしませんでしたが、なにも、娘が旅行を望んでいた訳ではありません。
時間を作って店の手伝いをしてくれいいる娘への罪滅ぼしにと、思い付いたことを何も考えずに口を滑らせてしまったのでした。
翌日だったか、夕食の食卓を囲んだ時に、娘から「本当に北海道に行くの?」と念を押されましたが、啖呵(たんか)を切った以上は、引っ込みがつきません。
「休みが取れる日を教えてくれ、日程を調整して行くぞ・・・」
そんな訳で、旅行者と相談しているところですが、こんなこともない限り、私は仕事を休もうとはしません。
いい機会かもしれないと、言い聞かせているところです。
何故、北海道だったのかと言いますと、たまたま、口論をした後に、親しいお客様が北海道の富良野へ旅行する話を聞かされましてね~
私も北海道に行ってみたくなったという単純な話しです。
娘は旭山動物園に行ってみたいといいながら、密かに情報を集めているようで、さて、どうなることでしょう。
飛行機を取るのが難しい状況にあるみたいですが、一度口にした以上、北海道行きが流れることはないでしょう。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。