県外のお客様から届けられた新潟米コシヒカリ・そして妻の命日に思うこととは

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 今朝宅配便で新潟米コシヒカリが店に届きました。

 

ネットショップで買い物をした訳でもないのに、どうしてお米が届いたのか狐につままれたような気持ちで送り状を見ると、送り主は以前お世話になったお客様からでした。

 

その方は新潟県にお住まいで、時折、ご自身が作られたちりめん細工をプレゼントしたいと届けてくださる時もあり、何がしかを求めていただいた方ではありません。

 

このブログを楽しみに覧になられているようで、大病を患い、独り暮らしの夜の時間の楽しみが増えたと言っては、そのお礼にと届けてくださる方です。

 

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中を広げると一枚の手紙が・・・

そこには、友人が作られた新米で、妻にお供えしてくださいと書かれていました。

 

優しい心使いに心を打たれました。

 

早速お礼の電話を入れましたが、ブログがこのようなご縁に繋がるとは思ってもいなかっただけに感激しております。

 

妻に成り代わりお礼申し上げます。

 

悲しい出来事があってから、明日の31日でまるまる5年の月日が流れました。

 

明日は仕事の都合でお墓参りができないもので、一日早く妻の墓前に手を合わせてきましたが、私の前に誰かが墓参りをしてくれたみたいで、百合の花とチョコポッキーがお供えしてありました。

 

 

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ロウソク立てにケントの煙草フィルターが突き刺さっていたのを見て、息子が結婚したい女性がいることを報告に来たのではないかと思います。

 

昨夜のことです。

きものバーティーの前日の夜に息子の彼女を紹介され、その事を受けて、3ッのことを息子に伝えました。

 

ここではどのような話をしたかは触れませんが、単に好きだから結婚するだけでは、手塩にかけたお嬢様をいただく側の親としてはとても不安なところがあり、巣立とうとしている息子の生活設計を聞かせて欲しいと思って投げかけた質問です。

 

妻となる彼女を幸せにしたいと思う熱い気持ち聞かないと、ご先方の両親に挨拶に行けないと思ったからです。

 

そして、遠い昔のお母さんと結婚に至るまでの話をから、結婚後にお母さんに随分苦労を掛けてしまったことを聞かせました。

 

昔とは随分時代が違うので、私のような生き方を息子に求めたいとは思っていませんが、大人になったと信じれる姿を知りたい一心で話しをした気がします。

 

難しい事を言う親だと思っているかもしれないが、自らが家族を持つ責任の重さを男として自覚して欲しい、ただ、それだけのことです。

 

話しをしていて当時のことが甦り、共に歩んで来た時間を振り返っていました。

 

しかしその時間は、私だけのもので妻や子供たちに寂しい時間を与えてしまっていたのではないかと思うところがあります。

 

この店舗の内装が終えた時に、私は夢を語り妻は木くずが残る店舗を掃除機で掃除をしていました。

新しい商品を揃えるだけ揃え、支払いに知恵を絞っていたのはまぎれもなく妻でした。

 

子育てだって妻に任せっきりで、住まいの電気の付け替えや修繕も妻がしてくれていました。

 

結局、私はわがままな人生の中に家族を巻きこんでしまっていたのは私でした。

 

それだけに私と違う人生を築いて欲しいと思うし、人生を共に歩むパートナーを大切にして欲しいと願います。

 

親に甘えていた子供が大人になり、そして結婚したい人を見つけ家族を持ち子供を授かる。

子供の成長は親の励みとなり、立派な社会人になることを願い家族を守りながら年を重ねて行く。

そして、いつの日か肉体も精神も涸れてこの世を去っていくのでしょう。

 

認めたくありませんが、命をもらったものの役割が曲線を描くようにして幕を引くのかもしれません。

 

なのにお母さんは普通の人とは違う幕引きをしてしまいました。

子供の成長を見届けることができなかったことが、さぞかし無念でしかたなかったことでしょう。

 

頼りない父親を見ていて、呆れ顔で覗いているのかもしれないが、どうか私に力を与えてください。

そして子供たちが力強い生き方ができるように導いてやってください。

 

お願いします。

 

それでは今日はこれにて・・・

お休みなさい。

 

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