オミクロン株の感染が身近に迫っていまして、娘の子ども達が通っている幼稚園で陽性反応が出た方がいるとのことで、お昼前に子ども達を迎えに来て欲しいとの連絡が娘にあったみたいです。
3人の孫は店で昼食を取ってしばらく店にいたようですが、娘の話では今週いっぱい園がお休みになるとのことです。
困っていましたが、テレビで流されるニュースが身近なところで起きていて、「いよいよ来たか~」という心境でいるところです。
午後から娘とお客様の写真スタジオにお邪魔してライトの使い方などのご指導をいただく予定でいたもので、急な園からの連絡に戸惑いがありました。
お客様に予定を開けていただいたこともあり、私だけお邪魔することにしました。
お客様から、実際に写真を撮ってみたいので、帯とかんざしを持って来て欲しいとのことでした。
支度をして向うことに・・・
初めてお伺いする先で緊張がありましたが、娘が同席することができなくなったことを伝え、私をスタジオに迎え入れてくださいました。
そこから私のレベルに合った撮影が始まったのです。
帯の写真を撮ると言うことで、被写体の背景作りから・・・
ライトは一つだけ使うということでした。
スタジオに持ち込んだ帯は、2月の20日頃に全国発売になる「美しいキモノの春号」に当店の帯を掲載したこともあって、雑誌社から撮影が終って戻って来た帯をこちらのスタジオに持ち込ませていただきました。
スタジオの機材に驚くところがありましたが、ご主人(お客様)のやることを記憶に留めようとスマホでバチバチ。
帯の写真を撮ると、その横に画像処理をするのに必要な道具を横に添えて、パソコンで色の修正をしていらっしゃいましたが、お話を聞いても呑み込めるだけの能力はありませんでした。
帯の撮影は傘を付けたライトで被写体を撮りましたが、かんざしなどの小さな品はライトの使い方が替わるとのことでした。
被写体とライトの間に白いスクリーンを張って、ライトを当てると綺麗な映像が撮れるそうです。
話を聞いていても実際に私が撮影までの形を作っている訳ではなくて、物事の道理を教えてもらっている感じでした、
一連の動作と備品を見て、この先、何が必要なのかを確認することができましたが、話を聞けば聞くほどに、物事の仕組みが複雑でちょぴり心配です。
取りあえず何を揃えたらいいのかを調べて、リストに挙げた道具を見てもらうことから始めたいと思っています。
そして、この帯をお太鼓にした場合の画像を、盗み撮りするかのようにして撮ってみました。
こちらの写真が返品に近い色合が出ていますが、ご主人が画像処理したものは遙かに素晴らしくて、こうも違うものかと自分の未熟さを感じさせられました。
しばらくご指導をいただくことになりそうです。
ところで今日は妻の月命日でした。
午前中に娘とお母さんのお墓参りをしてまいりました。
雪はほとんど消えていて、春の兆しを感じるところがありましたが、お母さんは今回のオミクロン株のことをどう考えているのでしょう。
それとクラウドファンディングで新しい商品を開発しょうとしていて、妻はどう思っているのでしょう。
尋ねてみても言葉は帰ってきませんが、私たちの想いを理解してくれているに違いないと思っています。
そして明日は危険が伴うであろう京都出張の日です。
こんな時にと思われるかもしれませんが、夏物を手配するには明日しかありません。
辛い選択ですが、京都へと向うつもりでいるところです。
ついては明日は店を休業させていただきます。
どうかご理解をいただきますように・・・
ではこれにて・・・
お休みなさい。