変わり種の「水色の総絞りに鶴」が描かれた振袖・そして北陸新幹線開通に期待が膨らみます

 北陸新幹線の開通を祝うかのように太陽が顔を出してくれました。きっと、金沢の賑わいを見届けたかったのでしょう。
ようやく春が来た感じが致しますが、郊外に位置する私のエリアは交通量も変わらず普段と何も変わりません。
雪が消えた見慣れた風景に、ご近所の人が店の前を散歩する静かな朝でした。
いつもと違っていたのは、ポストに挟まれた朝刊の厚みです。
元旦の新聞かと思わせる情報量で、新幹線がらみのお祝いの広告や春商戦の折込チラの量に、県民がこの日が来ることをどれだけ待ち望んでいたのかがうかがえるものでした。
その勢いは早朝からの新幹線開通を祝うテレビ生中継からも伝わるものがあり、歓喜の渦に包まれていた感じがしました。
その後のことは判りませんが、ボルテージは沸点まで登りつめたのではないでしょうか?
おもてなしをする側として、春めいた一日になってくれたことが なによりだったように思っています。
人の流れが起爆剤となって北陸経済が活気づくことを期待したいですね。
では、話を切り替えて店からの情報です。
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ここに珍しい紹介させていただきます。
水色の総絞りに鶴の模様が描かれた振袖です。
とてもシンプルな柄付けでありますが、変わり種の振袖と言えるかもしれません。

総絞りの振袖の中でも、水色地というのはめったに見かけるものではありません。
それだけでも充分なのに、模様が鶴となれば他にはない着物と言えるでしょう。
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こちらの映像は上前の模様になりますが、絞りを加えてから、金加工で鶴の模様が描かれたものです。
振袖としてはあっさりした柄付けですが、コーディネートしだいで品のいい晴れ着になり、その美しさに大人としての切符を手に入れた気分になることでしょう・・・。
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ありふれた振袖に物足りなさを感じている方に、是非ともお薦めしたくなる一品です。
コーディネートの色の使い方として朱赤を上手に入れると華やかになると考えていますが、コーディネート術が問われる面白さに心魅かれています。
ところで今日は来店客の多い一日でした。
新幹線効果と言いたいところですが、切れ変わった天気のお蔭だと思っています。
今後の天気が春の出遅れを取り戻す切っ掛けとなってくれるとよろしいのですが・・・
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。
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