石川県で「十三詣り」が執り行われることをお知らせ致します

 雨の中午前10時に、石川県和装振興会のメンバーが金沢市の玉姫の寺「天徳院」に集まりました。
天徳院は県内で唯一「十三詣り」を行っている寺で、境内までの路上に赤く染められた「十三詣り」の幟(のぼり)を取り付けるためです。
私は石川県和装振興会のメンバーの一人で、着物の振興になればと考え、十数年前に私たち仲間が石川県の地に根付かせたものなんですよ・・・
平成27年度は3月29日の日曜日に執り行いますが、いまだに県内での認知度が低く、この場を借りて参加者の募集をさせていただきたいと思います。
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このお詣りは、お子様の成長の過程の中で七五三と成人式の間にある、数えの13歳の春に行うものです。
小学校6年生を卒業した春になりますが、知恵と幸運をもたらす習わしの行事だと解釈していただければよろしいかと思います。

受付を済ませた後に、境内の中において、ご本人にお好きな文字を書いていただきます。
その文字を納め、祈願が始まるわけですが、これがとても厳(おごそ)かで日常では味わえない凛とした空気に包まれます。
ご家族が子供たちの周りを取り囲むようにして願う姿に心打たれるものがありますが、親子の心が通い合う良き記念になることでしょう。
当日のお子様の装いとしては、中学校に入学される学生服の方もいらっしゃいますが、概ね女子は和服姿が多く、振袖の人もいれば、訪問着や附下、可愛い小紋や色無地の着物など、華やかな着物が多いかもしれません。
まれに男子の中で、紋付羽織袴姿の方もいらっしゃいますが、そんな子が登場すると、そのカッコよさに、お世話係りとして嬉しくなります。
当日のお詣りは午前11からで約1時間で終わるかと考えています。
入り口に受付を用意していますので、その際にご祈願料として5千円包んで開始20分前までのに受け使を済ませてください。
その先は私たち和装振興会のメンバーがサポートさせていただきます。
毎年、付き添いをされるお母さんやおばありゃんの着物姿もお見受けしますが、記念写真を撮る姿を拝見していると、穏やかで幸せに満ち溢れた世界に包まれます。
一生に一度しかない13歳。
是非この機会にご家族でお詣りしてみてください。
お申し込みの窓口は金沢市小立野にある「天徳院」。☎(076)231-4484
又は石川県和装振興会事務局。☎(076)237-5015
私たちメンバーもその窓口になっているので気軽にご相談してみてください。
※申し込みがなくても当日のお詣りは可能ですが、お帰りにの際に申込みのあった人数分の記念品を用意しています。
なので、前もってお申し込みをいただいた方がよろしいかと思います。
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ところで今日は一日中雨が降り続く日で、日が落ち頃からどしゃ降り。
買い物に行く気にもなりません。
お陰様で降り積もった雪も水になり、視界から雪が消えようとしていますが、お天道さんが恋しくてしかたありません。
明日は石川県民が北陸新幹線でお越しになられたお客様を「おもてなし」をする日です。
どうか雨も雪も降らずに太陽がサンサンと降り注ぐ一日であって欲しいのですが・・・
私は場外で店を切り盛りする一日になりそうですが、金沢市内はお祭りムードに湧くことでしょう。
その渦中にいる方を羨ましく思いますが、是非頑張って欲しいと思います。
明日の夜には素敵な話題が飛び交っていることでしょう。
これで今日の記事を終わりと致します。
冷蔵庫に何もないし、夕食をどうしょうかな~
こんな心境で記念すべき明日を迎えるなんて、レベルが低いですよね~
では、お休みなさい。