♥
ここ数日、ネットからのご相談は多く寄せられているのですが、地域の方の動きが鈍くて、梅雨空のような心境で時を刻んでおります。
民間の給料日が過ぎた週末くらいから、ゆかた関係の商材に活気が出てくるのではないかと期待を寄せているところですが、同時に、ビジネスチャンスといえる商材だけに、ゆかたに関した情報を外に出すことに必死になっています。
そこで今日は着る人の味が出る、大人のゆかたコーディネートを紹介してみます。
こちらの映像になりますが、単色の藍だけでコーディネートした浴衣です。
物足りなさを感じられる方もいらっしゃるでしょうが、これが日本の伝統的な浴衣の装いかと捉えています。
私の言葉で語れば詫び寂を感じる控えめな着こなしで、知性的な女性像が頭をよぎるコーディネートかと思います。
単調が模様を浅めの藍で、優しさを引き出した浴衣地かと思いますが、そのか弱さを深い藍のグラデーションの麻帯で、装いに芯を入れたかのようです。
その着こなしに女性の色気のようなものを感じていますが、少し面白さを足したくて、藍のトンボ玉帯留めを加えてみました。
そして、藍と白の二石(ひこく)の鼻緒に桔梗の刺繍をあしらった下駄でまとめてみました。
こちらの下駄はピドヒールというブランド名で、左右の足の形を考えた彫が台に加えられていて、足裏が台に吸い付くかのような履き心地が味わえるかと思います。
足の痛みがくることもなく、日本の夏をゆかたと共に楽しめることでしょう。
いかがでしたか?
際立つゆかたの装いではないかもしれませんが、疲れた心を癒してくれるのでは・・・
気になるのはゆかたコーディネートのお値段です。
♦ 浴衣地は紬風に見える綿素材で,オーダーメイドのお仕立てを加えると・・・¥47,500
♦ 半巾の浴衣帯は麻100%・・・¥29,760
♦ リバーシブル三分締めとトンボ玉・・・¥8,640
♦ 下駄・・・¥7,560
大人のゆかたコーディネート価格は、合計で、¥93,460 となります。
この価格をどのように捉えるかは、貴女の価値観かと思います。
どうかご自身の体系に合ったゆかたで心地よさを味わってみてください。

記事をここまで書くことができてホットしております。
毎日のことなもので、夕方になるとは何を記事にしようかと、ネタ探しに頭を悩まします。
そして頭をよぎるのは、店の情報を外に出すこと。
たやすいことではありませんが、私の店を少しでも理解していただくためにも怠ることができない最後のお勤めかと考えております。
毎日が亀のごとく一歩づつ。
身に付いた精神が私を動かしますが、ゴールはどこにあるのでしょう・・・
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






