最後に届いた「桐文様綿紅梅浴衣」・和楽の7月号に掲載されているそうです

 夏が来たことを感じさせる暑い一日となりました。
この暑さが続くと、皆さんの生活は夏モードへと向かうのではないかな~
そんな期待を寄せているときに、仕入れ先である竺仙さんから小さな荷物が届き、中を広げると綿紅梅の浴衣地でした。
竺仙さんの担当者は、今年の注文分は完納したと言っていたはずなのに・・・?
柄を見てみると見覚えのある浴衣地です。
そこには小さなメモ紙と2枚のカラーコピー添えてあり、
綿紅梅(桐文様) 型が途中で壊れ遅くなりました。申し訳ございません。
和楽 7月号に掲載されています。よろしくお願いいたします。
今年の2月に注文を入れていた浴衣が一反残っていたんですね~
量販店は今月の末日頃から浴衣のセールが始まるというのに、このタイミングに新作の浴衣が届くなんて・・・
文句の一つも言いたいところですが、あまりにもこの浴衣が素敵なんですね~
皆さんにご紹介したいと思います。
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「桐文様綿紅梅浴衣」です。
映像は「からむし織」の半巾帯でコーディネートしたものですが、味わいがあって魅力的でしょ・・・
帯に合わせ方で、20代から60代方まで愛用していただける浴衣地で、名古屋帯を合わせれば夏の着物にもなる涼感と品の良さを兼ね備えた品です。
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7月号の和楽には夏の着物として紹介されているようです。
和楽には綿紅梅(ねんこうばい)の浴衣について、分かりやすい解説が添えてあります。
それを紹介させていただきます。
格子状に太い糸を織り込んだ生地に型染した綿紅梅。
生地にできた凹凸を意味する「勾配」(こうばい)はら紅梅という文字を当てている。凹凸があるゆえ、肌に張り付かず、着心地は涼やか。
「百聞は一見に如かず」ということわざがありますが、軽くて通気性のある素材でもあるので、一度お試しになってみては・・・
本物と言える魅力に取りつかれると思いますよ!!!。
お値段は税込¥64,800です。
納期遅れの件で担当者に電話を入れると、自社の責任でもあるので、返品してもらっても構わないと言っていましたが、とても気に入っているので店の家族にすることとしました。
これで今年注文した浴衣が全て揃いました。
皮肉にも量販店ではゆかたのセールが始まる頃です。
私の店はセールをするために浴衣を揃えている訳ではないので、一つ一つ家族を大切にして、お客様のニーズに応えられるコーディネートに力を注ぎつつ、ひと夏の思い出作りにお役に立ちたいと考えているところです。
ご理解をいただけたら、縁があって家族となった浴衣たちも幸せではないかと思います。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

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