♥ 今日はいろんなことがあった一日でした。
まず先に、オリジナル加賀友禅染帯の制作にチャレンジして数か月が経ちヤキモキしていましたが、その想いがようやく形になりました。
加賀友禅の制作に携わる担当者が最後の仕上げとなる地色の打ち合わせに、制作途中の染め帯を持って来てくれましてね~
それがこちらの染め帯です。
次女が作った楽器を題材に楽譜を加えたもので、楽譜の部分は防染糊をしている状態です。
右下がお太鼓柄となり、左上が腹に出る模様になります。
これから何も書いていない白い部分の地染めをする訳ですが、その地色を明るめの紫で染めてみることとしました。
制作途中ではありますが、白紙の状態から制作に取りかかっただけに、現品を目にしたときは複雑な気持ちでしてね~
図案から始める物作りには感性も要求されましす、何よりも友禅作家さんとの呼吸が合わないと作れないことも勉強させられました。
帯として認めていただけるものなのかがチャレンジしたゴールでもあるので、その不安はお察しいただけるかと思います。
今月中に染めがるとのことですが、この体験を未来に繋がるものに変えていかねばなりません。
その一歩を踏み出せたことを自分の宝にしたいと思っております。
今日は他にもITに詳しい方をお招きして、ホームページ、オンラインショップ、ブログやFacebookについてご指導をいただいた日でもあります。
こちらの方面についても詳しくないもので、店のホームページをサポートしていただいている方と娘にも立ち会ってもらって改善点を教えていただきましたが、ずべての情報発信の源が私から始まるだけに辛いものがありました。
その中でアドバイスをいただいたのが、Facebookを有効に生かしきれていないことでした。
「いいね」と言っている人を増やすことで店の情報が広がるとのことでしたが、その仕組みを知らないままに続けていたことを恥ずかしく思っています。
そこで皆さんのお力をお借りできればと思い、ここにFacebookのアドレスを添付してみました。きものふくしま
このようなレベルでITと向き合っている訳ですから、次元が低いことがお判りいただけるかと思います。
今後は娘にもアドバイスをもらって改善したいと考えています。
そして、今月開催する「15万円までの着物や帯の会」の印刷物が仕上がった日でもあります。
明日から必死になって、この情報をお客様に届けたいと思っていますが、何もかもが周りの人たちのサポートがあって店が成り立っていることを実感させられた一日でした。
このようなことからも、店を切り盛りすることは簡単ではありません。
例え小さなことであっても、踏み出そうと思ったら知恵もお金も付いて廻ります。
無駄なことにエネルギーを使ってしまったことに後悔することもありますが、これもチャレンジしてみて判ることかと思います。
すべてが経験で、経験を生かす力を身につけたいものですね。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






