4日間の江戸小紋展は今日を持って幕を降ろしました。
その間、多くの方に足をお運びいただけたことを嬉しく感じておりますが、お世話になったお客様各位には心より御礼申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
行き届かない点もあったかと思いますが、私の店を信頼していただいてる関わり合いが随所にあり、責任の重さを深く受け止めております。
そんな想いを胸に記事を書き始めたところですが、店を閉めると一気に緊張の糸が切れて、ドット疲れが噴出し体を横にしたい心境でいるところです。
今日の投稿ですが、お客様から依頼を受けていた加賀染めの鯉のぼり暖簾が染め上がったもので、それを紹介してみたいと思います。
それがこの映像にある三巾暖簾です。
この暖簾はお客様がお孫さんの端午の節句に「鯉のぼりの暖簾」を贈りたいとの相談を受けて、図案から考え加賀友禅作家にお願いしてベースの水色に素描で描き上げたものです。
作家さんも初めてのことで、描き直すことができないだけに苦労したようですが、納期に間に合ってホットしています。
お客様に染め上がったことを連絡し、承諾を得てここにアップさせていただいた訳ですが、まだ見ぬオンリーワンの鯉のぼり暖簾をご覧んになられて、気にいっていただけるかが気がかりでなりません。
自分なりにまずまずの仕上がりではないかと思っているのですが、白紙の状態から作り上げる難しさを感じているところです。
このことを例に取っても、お客様と仕入れ先や職先の間に私の店があり、店の役割と技能というものに思い責任があることを教えられております。
今回の江戸小紋展も仕入れ先のサポートがあって、お客様とのより良い関係性を持てたわけで、仕入れ先や職先がこの店の資源となっていることを改めて感じます。
有り難いことです。
明日からしばらく会の後始末に追われますが、気持ちをリセットして初夏の準備に入れたらと考えています。
「今からこれから」、お客様や仕入れ先に感謝も気持ちを忘れずに、感動を呼ぶ店が創れるように、これまで以上に努力したいと心に誓う私です。
まとまりのない記事になりましたが、これで閉店と致します。
疲れました・・・
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






