今朝、地元紙の新聞を開くと、金麦ビールの広告が目に入りました。
そこに見覚えのある浴衣が・・・
それは今年竺仙さんから仕入れた白地ぶどう柄の浴衣だったのです。
綺麗な女優さんが着装ていることもあるのか、清潔で飾らない味と団扇がとてもよく似合っていて、どこの家庭にもありそうな夏の風情が伝わってくるものでした。
「これなんだよな~、気どらない夏の風景って・・・!」。
伝えてみたいものが凝縮されていて、選んだ浴衣がとても輝いて見えました。
そこで今日は金麦の広告に使われている白地にぶどう柄の浴衣を紹介してみたいと思います。
こちらの白地にグリーンの浴衣地です。
グリーンの色の強弱がとても綺麗に浮かび上がっていて、正統派の個展浴衣かと考えています。
女優さんは辛子系の帯を締めていらっしゃいますが、私はグレー系の単衣博多帯でコーディネートしてみました。
帯の片側に大小の水玉模様があって、渋さの中にもお茶目さを残した品かと思います。
そして、裏面が水色系の色に縞になった博多帯であることも付け加えておきます。
おしゃれを楽しむというより日本の夏を味わえる竺仙さんの白地浴衣で、そのお値段は32,400円となります。
参考にされてみてください。
ところで午後に富山県から一組のご夫婦が尋ねてくださいましてね~
年に1・2度こちらの方にお越しになられた折には立ち寄ってくださるお客様で、今日はお願いしたいことがあるということでお話を聞いてみると、ここで三味線の生演奏ができないかというのです。
それも、今ここで・・・
お客様とは5年近く前にネットから出会いがあった方で、趣味でご主人が津軽三味線を弾くことは聞いていました。
ここに来る前に合掌作りの里である五箇山で演奏してきたとのことで、気持ちが乗ると誰もいない野外でも弾くことがあるそうです。
そのご主人が、無性に私の店内で弾いてみたい気持ちになられたみたいで、店内には他のお客様はいなく、目の前で津軽三味線を聞けるとあって、願ってもない提案を受け入れることに・・・
たった一人だけのコンサートを開いていただくこととなりました。
奥様は太鼓を叩かれるのですが、指を怪我されていて小さな太鼓での参加です。
このような贅沢なミニコンサートが聞けるとは思ってみいなかっただけに気持ちが昂るものがありましたが、その音色は太く腹に響くものがあり、その迫力に圧倒させられるものがありました。
目を閉じると、見たことのない懐かしい故郷が広がり、人の魂が音色から伝わってくることが判ります。
確か4曲聞かせていただいたように思いますが、私のために弾いてくれたかと思うと感激です。
一期一会、これも何かのご縁でしょう。
ワクワクする時間をいただいて本当にありがとうどざいました。
今晩は参議院選挙結果が判る日です。
新しい風が吹くことを期待したいものですが、さて、どうなることでしょう。
それではこれにて・・・
お休みなさい。