販促物の制作から解放され次のステージへと向かわねばなりません。
それはこの秋の新しい提案を外に情報を出すことです。
ネットであったり店の情報紙などで、新しい風の香りを地域の人たちにお伝えすることで、初めて店が取り組もうとしていることがご理解いただけるだけに、これからしばらく「伝える」ということにこだわって仕事を進めてまいりたいと考えているところです。
それにしてもお客様の動きが鈍いことが気にかかります。
深く考えても何も変わらないのであれば、今できることを行動に移した方が気も紛れていいのかも・・・
今日なエレガンスな附下をコーディネートしたものをアップしてみました。
見た目にも品というか、清楚感とモダンさがあってステキでしょ・・・
附下の地色はシルバーで、模様は菊を菱文様の枠に入れて幾何学模様っぽく手描きされたもので、横並びになっているところにおしゃれ感があるように思っています。
そして、言葉にできな深みのある色を使ったぼかし染めで模様をまとめた上品な附下です。
加えて、菊柄の黄色の部分に金の刺繍を入れている個所があることも見逃せません。
附下と言えば花模様が多い中で花模様らしく見えななて、古典とモダンが調和しているところがとても気に入っております。
その附下に合わせてみたのが、こちらの龍村の袋帯です。
金が浮き上がった見えて、その中に小さな赤やエメラルドグリーン色が散りばめてあり、ゴージャス感のある帯と言えるかもしれません。
附下のシルバーの地色と帯が見事にマッチングしていて、龍村の帯を合わせることでモダンさが引き出された気が致します。
細かな部分の小物まで合わせることができませんでしたが、結婚式の披露宴の席やホテルでのパーティー席などに、この組み合わせでお召しいただけたらステキでしょうね~
時間を戻せるものであったら妻に着せたかったな~
記事を書きながらそんな想いがこみ上げてきましたが、明日は秋分の日です。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、清々しい風が舞い降りた一日ではなかったでしょうか。
孫が店に来ていたもので店の周りを散歩してみたのですが、吹く風に湿った心が乾くのが分かりました。
日が暮れると、どことなく物悲しさに誘われたりも致しますが、これから本格的な秋を体感することができれば、着物にも目を向けてくれることでしょう。
期待したいものです。
その前にお彼岸でもあるので、お母さんに合ってこないといけませんね。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






