夏日になった一日でしたが、お子さんが七五三を迎えられる方は着物のご準備に入った方も少なくないのではないでしょうか?
この危機にお母さんも着物を着たいと思っていらっしやる人もいるかもしれませんね。
そこで今日は、お若いお母さんのために素敵な着物をコーディネートしてみたのでご覧ください。
そのコーディネートがこちらで、銀ネズの色に古典柄の葵(あおい)の文様を刺繍した飛び柄の小紋に、銀の松葉模様の組み合わせです。
とても清楚で素敵でしょ・・・
着物の種類は小紋ですがセミフォーマルとしても着れるもので、控えめなエレガンスさが漂う装いかと思っています。
こちらの刺繍小紋は3つの柄で構成されていて、着物の地紋がストライブで光沢をおびた生地を使用しています。
映像が少し暗くなってしまいましたが、葵柄に紫と金を使っていて都会的な香りを残すものです。
ここでは帯で若さを出しましたが、帯しだいで年齢幅が広がる着物ではないかと思っています。
では、ここから帯〆と帯揚げを加えてこの装いをまとめてみましょう。
エレガンスにまとめるのなら紫と金の帯〆を・・・
葵柄の色に合わせてみました。
年代層を少し若くするのなら、ピンク系の帯〆を・・・
着物の地色と帯〆に入っているグレー系の色を合わせてみました。
優しい感じにまとめるのなら帯〆に金の入ったもので・・・
帯揚げはどれも同じですが、帯締めの色で雰囲気が変わることが見てとれるでしょ・・・
どの帯〆を持って来ても品良くまとまるように思っていますが、貴女だったら何色がお好みでいらっしゃいますか?
このように着物や帯がコーディネートさせていも、最後の仕上げとなる帯〆帯揚げの持ってくる色合いで、おしゃれが壊れてしまうこともあれば、120%の魅力を引き出すことができるのも、帯〆帯揚げの色の使い方だと思っています。
七五三で着物を着てみたいと考えていらっしゃる奥様。
一度タンスの中のものを確認されて、トータルコーディネートが完成しているかをチェックされてみてはいかがでしょう・・・
迷ったときには、私たち専門家に相談されてみてください。
ステキなアドバイスをいただけるかもしれませんよ。
どうか頭の隅に置いて準備を整えてみてください。
簡単な記事になりましたが、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






