「たったこれだけのことで、どうして時間がかかるの?」と、言われそうですが、結城紬展の案内情報となる印刷物が店に届きました。
それがここにある画像のものですが、結城紬を神無月の会で採り上げることを決断して、販促物を作り始めたのが確か一月くらい前の頃だったと思います。
その作り方は外注に出すのではなく、手書き文字で構成をするという原始的な作り方で、今回は写真を載せてカラー刷りで仕上げたかったもので、アマチュアカメラマンとしては随分苦労するものがありました。
そんなこんなで、時間がかかってしまいましたが、ようやくカラーで印刷されたものが手元に届いてホットさせられています。
プロが作った見映えのするものではないかもしてませんが、この紙面には結城紬に対する私の想いが詰められています。
特に今回は、真綿糸で織られた結城紬の魅力と、同じ真綿糸で織られた結城紬でも、手仕事で作られた本場結城紬と合理化を図って織られた石下結城紬の織り上がりの違いを見届けていただける機会になればと思っている次第です。
その結城紬展は10月21日(土)~24日(火)までの4日間で、産地のご協賛をいただいて結城紬の帯も紹介させていただきたいと思っております。
県下でも結城紬にこだわった提案をしている先は余りないかと思っているので、どうか楽しみにしていてください。
これでお客様に結城展のご案内を入れさせていただける情報が揃いました。
これからは、案内のステップに入りますが、このブログからも結城紬の情報を発信したいと考えているところです。
さて、話は替わりますが、昨日に引き続いて、今日も着終わった着物のメンテナンスをお持ちになられたお客様から、ご準備された着物の着心地やコーディネートがとても良かったと、お褒めの言葉をいただくことになり、とても嬉しく思うものがありました。
その方は普段から着物を着こなしていらっしゃる方で、ご縁をいただいて訪問着をトータルコーディネートさせていただいたのですが、新規のお客様でもあったもので、その評価がとても気になっていたんですね~
お客様は、これまでの着物と違っていた点を着物の寸法も含め、いろんな角度から評価をいただくことになり、着物専門店としての役割を果たせたことを確認することができました。
そして、昨日のお客様も周りの人たちから褒められたと、笑みを浮かべて話されていましたが、お見立てをした側としては嬉しいものがありましてね~
これが私の仕事かと思っていますが、笑顔という評価をいただくことができて本当に良かったと思っております。
それではこれにて・・・
お休みなさい。