肌寒い日がここしばらく続いていて、店が提案している商品が気候的に合わなくなっている感じがしますが、その前にお客様の動きが止まっていることが気にかかります。
店の情報紙「あ・うん」を持ってお客様周りをしていると親しいお客様は、
「家に閉じこもっていて、たまに出かけるとしたらスーバーくらいかな~。ふくしまさんの店は営業しているの?」
こんな感じで食品以外の買い物は自粛している話を聞かされると、この店の夜明けはまだまだ遠いことに気づかされます。
物販に限らず飲食関係やサービス業も我慢の日が続いている感じがしますが、この重たい空気を打ち破る切っ掛けを見つけ出せたら皆の顔に笑顔が戻り始めるのでしょうね~
夜が明けるのをただ待っているのではなくて、自らの手で知恵を絞って太陽の光を呼び寄せられる店になりたいと願うことから始めることが大切。
カラ元気でもいいから、無駄だと思えることでも真正面から向き合って踏み出すことに心がけたいです。
さて、母の日が終わり次に控えるのは父の日。
その父の日に向けてこの店らしいものをプレゼンできればと考えているところで、「和柄Tシャツ」に続き二つ目の商品として、お香屋さんから出されている匂袋に「市松柄のチーフサシェ」というものがあります。

父の日に提案したいチーフサシェ
そのチーフサシェを父の日の贈物商品として採り上げてみることにしました。
色は赤・グレー、黒、金茶、緑の5色が用意されていまして、このサシェの中に匂い袋を忍ばせてあるものです。
使い方の一つとしてスーツの胸ポケットにチーフを忍ばせて香りを楽しむというのはいかがでしょう。

父の日に提案したいチーフサシェ
使い方が分かればと私のスーツで撮った映像ですが、こんな感じで使っていただけると、汗臭くなる頃でもあり天然香料の香りで爽やか感が出るのではないかと考えています。
お値段は一つ900円(本体価格)で、箱の大きさは縦9×横11×厚み1.5㎝と小さいことから、他のものと合わせてお使いいただけるのではないでしょうか。
そして義理の兄から夏向きの冷たいマスクが作れないかと相談されまして、本人の希望を聞いて冷たいマスクの試作品をマスクを作っていただいているちりめん細工の先生にお願いしてみました。

冷たいマスク試作品
その試作品を持って来て下さいました。
内側に仕掛けをしているものの、クリァーしなければならない問題点が幾つかあって簡単ではありません。
義理の兄はこの店の強みになればと思って発案してくれたのですが、このマスクの行方はどうなることでしょう。
ところで夏の甲子園が中止になったようですが、本当にこの国はどうなってしまったのかと思います。
球児達は言いようのない悲しみと怒りを覚えているのではないでしょうか?
私たちの身の回りから生きるためのパワーといいますか娯楽が一つ一つ摘み取られていくみたいで、我慢にも限度があります。
何を優先させるべきなのか常識の範囲では判っていても心が受け入れようとはしません。
誰が悪いと言えるものでないだけにやるせなくなります。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







