今日は入学式に着物で出席される方の着付けを承っていて、早朝6時過ぎに店を開けることに。
青空が広がり桜も咲き始めているので、入学式を迎えられる方にとっては最高の日ではなかったでしょうか?
二人の娘も入学式でしたが、素敵な一日になったのではないかと思っています。
お客様を送り出してから、着付けに使っていたスペースが空いたこともありまして、掃除も兼ねて着物コーナーを模様替えしてみることとしました。
午後になるとお客様の来店が続いて、入学式を終えたご家族が店に寄ってくれた方や、帯〆の見立てをさせていただいたお客様も店に来て、選んでくれた帯〆の色がとても良かったと感想を告げて返られる方もいて、お客様からの喜びの声を聞くことができました。
今日は一人で店を切り盛りしていたこともあり忙しくしていましたが、お客様の笑顔に満たされた一日でもありました。
皆さんステキな着物を着ていらっしゃいましたが、着終わった後の着物のお手入れを忘れないようにしてください。
特に着物の衿にファンディーションや汗染みが付いていることが考えられるので、汚れ落としや、着物や長襦袢の丸洗い(洗濯)を済ませてから片づけることをお勧めいたします。
判断に迷うこともあるかと思いますが、取りあえず専門家に見ていただいて、判断を仰ぐことがあってもいいかと思います。
安心できる状態に戻さしてから片づけると、次ぎに着物を着るときが来たときに慌てないで済むかと思います。
当店も着物メンテナンスを行っているので気軽に相談ください。
ところで入学式の装いはフォーマル着になりますが、近々店の催事で「きもの遊び」の着こなし提案を考えています。

絵本柄のちりめん染帯
カジュアルな着こなしとなりますが、この画像にある絵本柄のちりめん染帯も変わっていて面白い帯だと思いませんか?
画像が写る箇所はお太鼓部分になり、柄を出すところによって表情が変わり、楽しめる帯だと思っています。

絵本柄の染帯を紬の着物に合わせる
草木染めの紬の着物に合わせてコーディネートしたものですが、帯の地色が濃いこともあって、個性的でおしゃれな着こなしとなったのではないでしょうか?(タレは無地になります)
あまり見かけない模様なので、この帯を締めて美術館周りも着物の楽しみ方の一つかと思います。
きもの遊びの企画では、このような変わった帯を木綿のきものに合わせて紹介できればと考えているので楽しみにしていてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







