【店主の呟き】
半年に一度、店が取り組んで来た姿をお客様に披露させていただく場として設けた「卯月の会」が明日から開催となります。
その会場準備に一週間近くかかりましたが、いよいよ明日から始まるかと思うと、お客様や地域の人達がどのように捉えていただけるかが、楽しみでもあり不安でものあります。
何故なら会のテーマを12月に旗揚げして、それから長い時間を掛けて取り組んできた会だけに、お客様が興味をもって足を運んでいただかるかをとても重要視しているからです。
【永治屋清左衛門展は明日から開催です】
卯月の会のテーマとなる永治屋清左衛門のきものや帯を格とし、片方できもの遊びも提案させていただきたいと考えてますが、多くの人達にご覧なっていただきたいのは永治屋清左衛門の織物の技と品質のクオリティで、おそたく多くの方が目にしたことのない織物のきものを紹介させていただきます。
【清左衛門の織物のきものと帯が展示されました】
その一部をここに展示させていただいていますが、どれもが染めた着物ではなくて、織ってきものなんですね~
それもフォーマルのきものとして着てる物を作っていて、きもの業界でここまでの技を持って物作りをしている先は他にはありません。
準備中にきもの愛好家が店にお越しでしたが、清左衛門の織物のきものを見て、始めて見るものだと驚かれていました。
それくらい珍しいきものと言えるでしょう。
また帯にもこだわっていて、西陣織の中でも一級品と言えるかもしれません。
石川県で永治屋清左衛門のきものや帯を展示会として取り上げている先が何処もなくて、見応えのあるものだと思っています。
とはいうものの、堅苦しい会でないところが当展の売りで、特別企画として清左衛門の織物の生地を使って帯留めを作るワークショップを会期中行います。
【帯留め作りのワークショップ始めます】
手前が帯留めになる生地で、ワークショップを希望される方はここからお好みの生地を一つお選びいただいて、帯留めのパーツを用意していつので、くるみボタンのようにして作っていただきます。
奥に立てかけてる帯留めが仕上がりの形で、5分から10分くたいで作れるそうです。
参加費は税込み2,000円で予約制とさせていただいていますが、制作時間が短いために、予約なしでも受け付けますが、予約された方と時間が重なる場合には予約された方を優先させていただきます。
それと、この日のために戦国武将・織田信長の妹「お市の方」が着用された小袖を七代目永治屋清左衛門が復元していまして、その唐織りのきものを特別展示させていただいています。
その小袖を記事にアップすることを考えたのですが、それでは特別展示した意味がなくなるので、店内でご覧いただけたらと思っています。
幸のも会期中は天気も良さそうなので、時間の許す方は是非とも「きものふくしま」を覗いて見てください。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。