今日の京都出張は気合が入っていて、精力的に件数を廻って来たので最後の方で疲れました。
最後の方は足がつる感じがして、仕入れ先の玄関を上がるのに足をかばってましたが、とにかく歩いて歩いての一日だったように思います。
全体としては同業者が少ない感じがしましたが、自分のことでいっぱいで今月の神無月の会に向けて新しい商品を準備してまいりました。
私の器以上に商品を仕入れていまして、この先のことを考えると怖くなります。
その背景にあるのは、着物や帯、和装小物、和雑貨の全ての仕入れ先が、思うように商品が作れていないみたいで、気に入った商品に出会ったときに確保しておかないと、後になって注文を入れても、その商品が用意できない状況になっているようです。
そればかりか、値上げをしなくてはならなくなったとか、和雑貨関係では、内職をする人が激減していて納期が間に合わないなど、小売店側から見えない世界でいろんなことが起きている感じがします。
そのような状況下の中でどのようにして駒を進めていくかが重要になっていまして、なによりも店の個性を明確化していくことが必要とされているのでないでしょうか。
事ある度にこのようなことを言ってますが、自分がその方向に向かっているかと言えば自信がなくて、日々格闘しながら自分に言い聞かせているのかもしれません。
さて今日は今月控えている神無月の会にて和雑貨部門から来年の干支となる「辰」のお正月飾りを発表させていただきます。
ほとんど手配してまして、入荷を待っているところですが、まだ手配が終わっていないお香屋さんの干支がありまして、本日足を運んで、組紐で創作された香飾りの「辰」を仕入れました。
【香飾り/京くみひも「辰」(小) 香袱紗付】
その品がこちらになります。
全長16㎝の組紐から作られた「辰」の置物で、敷物となっている赤い袱紗に香袋を忍ばせていて、その香りがとってもいいんですね~
これまで辰のお正月飾りとなれば、木目込み人形や張り子などに偏っていて、組紐の辰を現品で見ることができて感激しました。
実はもう一つ組紐で創った辰を見せてくださいまして~
【香飾り/京くみひも「辰」(大) 香袱紗付】
それが白の組紐から作られた長さ22㎝の辰で、この商品も気に入りました。
創作された方から、この二つのどちらかを選んで欲しいとの提案があったそうで、どちらもで出来栄えがとても良かったことから、今年の組紐の干支は2種類になったそうです。
手作りなので数が作れないと言ってましたが、店の発表が今月の20日ということで、注文を取ることは可能とのことでした。
店内で辰の干支商品のコーナーを作るつもりでいるので、毎年干支飾りをされている方は是非ご覧になっておいてください。
ということで今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。