昨夜のラグビーワールドカップでの日本×アルゼンチン戦を一生懸命応援させていただきましたが、残念な結果に終わってしまいました。
ラグビーをとても楽しませてもらったので日本に感謝です。ありがとうございました。
どれだけ努力を重ねても思い通りに事が運ばないのがこの世の中で、スポーツに限らず、結果を残すというのはとても難しい事かと思っています。
私も新しいお客様を増やしていくにはどうしたらいいかと、そのことを毎日考えてブログ記事を書いていますが、明るいニュースが届くことはここしばらくありません。
常に進化していくことが求められる時代だけに、今の取り組み方でいいのかと考えさせられることがあります。
相田みつをの日めくりカレンダーに書いてある言葉が心に響きます、
とにかく自分を信じるしかないと思っていて、考えていることを形にしていくこと。
そのことに気持ちを向けて踏み出すことかと思ってます。
さて今日は珍しい色合いの草木染の紬を手にすることができたので、その紬をトータルコーディネートさせていただきます。
【草木染のグリーンの紬をコーディネート】
その画像がこちらになります。
故・浅野雪子さんが織った紬で、20日からの帯展で岡田その子さんの型絵染の帯に合わせてみたくて準備させていただいたものです。
合わせた帯は当店がこだわりを持っている刺繍帯で模様は洋服の「ボタン」の柄。
加賀染め足袋の「椿」柄とオーダーメイド草履でまとめてみましたが、心地よいお洒落感が生み出されていてとても気に入っております。
【洋服のボタン柄の刺繍帯】
ボタン柄の線にグリーンの色を使っていて、それが紬との相性をよくしているのかもしれません。
幾何学模様の着物に写実的な模様の帯が着こなしのポイントとなるので、とてもお洒落かと思っています。
【美濃焼の帯留めとドット柄の帯揚げがポイント】
着こなしの正面となる腹のコーディネートにもこだわってみました。
美濃焼の赤の帯留めをワイン色の三分紐で合わせ、渋みのある暖色を加えることで着こなしの表情が豊かになるかと思います。
玉かんざしも赤で合わせましたが、見逃してはならないのがグリーンの色で合わせたドット柄の帯揚げです。
同系色の帯揚げがお洒落で帯の模様の引き立て役となっているところに魅力を感じています。
【小紋柄の長襦袢】
この映像は袖の振りから見える長襦袢の模様を写したものです。
きものがグリーンの色で纏まられているので、長襦袢に小紋柄を持ってきて着こなしの表情を豊かにしてみました。
好みが分かれるところかと思いますが、一般的なピンクの襦袢というのは面白味が無くて、避けていただけたほうが草木染の紬が生きるかと考えています。
【ベージュ色のちりめん無地半衿】
その長襦袢に合わせた半衿が白ではなくて。ちりめんのベージュの無地を持ってみました。
色の柔らかみがあって、街着らしさが出るかと思っています。
このコーディネートに合わせた長襦袢と帯揚げの画像を最後にアップさせていただきました。
私の言葉よりも画像でお楽しみいただけたかと思っていますが、とても素敵なコーディネートになったかと思っています。
秋のお洒落をこのような紬で遊んでみてください。
その提案を神無月の会でできればと思っているので遊びにいらしてみてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。