今日は2024年8月16日金曜日。
私のお盆休みは昨日で終ったこともあり、緩やかに次なる新しい航路を探り出さなくてはならないと思っています。
その前に夏物の幕引きが求められていて、涙市より延長して続けていた夏物のセールを終らせることとしました。
今日から少しずつ夏物を売場から下げ、秋物へと切替えて行くつもりでいますが、世の中のお盆休みモードで来客も少なくてなかなかリズムに乗ることができません。
そこで今日は2024年度の夏商戦を振り返ってみたいと思います。
【2024年度の夏商戦を振り返る】
こうしたときの記事に使う画像が難しくて、夏休みをイメージする懐かしい暮らしを手作で表現したミニチュア版のインテリアグッズを冒頭に置いて振り返って見みたいと思います。
店の夏商戦と言えば「浴衣」になるかと思っていますが、スタートしはじめた5月は正統派の古典柄浴衣の動きが良くて、今年は実りあるシーズンになるかと思っていたら、6月~7月中旬頃までの間が動か悪く、子供浴衣が不調で、大人物も動きが良くありませんでしたが、涙市が始ると一気に動き出して、終ってみればコロナ禍以降、最も浴衣が動いたシーズンと言えたかもしれません。
その浴衣地の多くが夏きものとしても着られる古典柄で、夏物の名古屋帯も今年はとても良かったように思っています。
特に今年は県外からの夏物の注文が多くありまして、明るい材料の一つとなっています。
片方で喜んでいられないことの一つに、あまり利益が取れなかったことが問題点として残りましたが、お客様からは大変喜んでいただけたので、これで良かったのかもしれません。
それは新規のお客様が増えた証となっていて、その多くがきもの好きでいらっしゃることから、新しい道が開けそうな予感がして、この先の店との関わり合いが明暗を分けることを自らが自覚しなければなりません。
大きなビジネチャンスでもありますが、そこで思うことは、今回の涙市を機会に、SNSを通してこの店の「見える化」を図ったことが、SNSを見ている人の心を動かす要因の一つになっていたとしたら、大きな前進といえます。
私たちのきもの業界は「物が売れない!」、「新しい商品が作られていない!」、「きもの離れが進んでいる!」などなど、皆が挨拶代わりに使うワードとなっていますが、見方や考え方を替えれば、まだまだできることが多くあるように思えるます。
“気持の力”が物事を替えていくのでしょう。
年は重ねているが、「自分らしく」、「自分を信じて」、「秋商戦でも踏み出せる」と言い聞かせることで、諦めない気持が膨らみ、新しいアイディアが湧き上がり、進むべき道を見つけ出せると信じたいです。
夏休みが終った事で、いよいよその時が来たと自分に問いかけていた私でした。
上手く纏まることが出来ませんでしたが、これで終らせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。