毎月店の情報紙として発行している「あ・うん」ですが、今月は構成に入る段取りが遅れてしまって、ようやく仕上げることができました。
こんなにも遅れたのは初めてのことで、8月号の情報紙として意味を持たないのかもしれませんが、作り上がることが出来てきでホッとしているところです。
【店の情報紙「あ・うん」の8月号が出来上がる】
この情報紙が24年以上前から季節に合った情報を探し出して、生活の役立つ情報や忘れかけている日本文化を掘り起こし、分かりやすく解説を加えているものです。
しかし、24年以上続けているとネタが尽きてしまって、探し出した情報があったとしても、それを完結に纏めることにも頭を使うことから、時間ばかり取られてしまって、毎月右往左往しています。
今月が発行が遅れたことで、引き続き9月号のネタを探さなくてはなりませんが、他にも仕事が山積みになっているので気持が休まりません。
ここに続けることの難しさがありますが、不器用なところがあるだけに、投げ出さないことを自分の生き方としているものです。
だから毎日がとっても忙しいです。
今日も午後からお客様の出入りが多くありまして、段取りよく仕事を進める事が出来ませんでした。
それでも少しずつですが店内の模様替えを進めていまして、秋商戦に向けての準備が緩やかに始ったところです。
これからは夏物を追いかけるのではなくて、初秋に向けての店作りが求められる時期となりました。
そこで今日は浴衣に替わる単衣物の街着をコーディネートさせていただいたのでご覧ください。
【小千谷の綿麻紅梅をトータルコーディネート】
提案させていただくのは、小千谷で作られてい綿麻紅梅という白っぽい格子柄のきもので、浴衣地とお値段が余り変らない単衣用の遊び着となるものです。
そのきものをビールと枝豆柄の半幅帯で合わせて、竹皮の草履下駄と当店オリジナルのいろ足袋で、9月~10頃の装いを組み立てたものです。
【洗える墨色の長襦袢・爽竹】
そのコーディネートに洗える墨色の爽竹長襦袢を加えさせていただきました。
画像は墨色の長襦袢を格子柄のきもので挟だも状態のものをアップさせていただいたもので、半幅帯の地色、鼻緒の色、いろ足袋の底の色が黒っぽい色合で藤一されていて、あまり見かけない墨色の合わせて合わせても違和感がないかと思います。
とても個性的な色の取り合わせではありますが、それが小粋さを呼び寄せていて、とてもお洒落な着こなしとなったのではないでしょうか。
好みが分かれるかもしれませんが、お洒落のポイントはビールと枝豆の模様を引き詰めた半幅帯と、いろ足袋の色合に長襦袢の色にあるかと思っています。
【オーダーメイドいろ足袋】
そのいろ足袋は白鼠色に利久茶色から作られたオーダーメイド足袋で、足袋底の汚れを気にせずに履けるところが魅力的だと思いませんか?
これらをトータルコーディネートして、きものと長襦袢を手縫でのオーダーメイド仕立てを加えた総額のお値段は、127,900円となります。
ここには半幅帯、草履下駄、いろ足袋のお値段も入っているので、とてもお得ではないでしょうか。
浴衣に替わる遊び着としてお勧めさせていただきたいコーディネート価格かと思っています。
参考にしていただけたら嬉しいです。
上手く記事が書けたか不安が残りますが、読み返すエネルギーが残っていなくて、ここで終らせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。