コロコロ変る台風10号の動きが気になって仕方ありません。
どうも紀伊半島から北上するみたいで、9月2日の京都出張の日は大雨になるかもしれないとの予報に少し気落ちしています。
出張の日まで後一日あるのでもう少し様子を見たいと思っていますが、こんなにもヤキモキさせられるのは始めてかもしれません。
8月最後の日となりましたが、一日が静かに終りそうな気配で少し退屈しています。
お客様の出入りがあると、地域の人達のお役に立てている気がしますし、お客様が少ないと必要とされていない店なのかもしれないと自信を失ってしまいます。
そのことで私のモチベーションは毎日温度計のようになっていますが、店としては来客数を増やしたく思っていまして、郊外という店の立地からも提案型の店にしていくことで、価値観を同じくするきもの愛好家との出会いが増え、そして店まで足を運んでいただけるのではないかと考えています。
なので“お客様待ち”の姿勢であってはなりません。
そう考えたときに、秋商戦がいよいよ始ろうとしているにも関わらず、新しいカードがいろいろあるとはいいがたく、今回の京都出張でこの店らしい商品を探し出したくて、京都の仕入先に向いたいと考えています。
それは、秋から冬にかけての提案をどうプロディースできるかということで、10月25日(金)から開く「神無月の会」や11月22日(金)・23日(土/祝)に予定をしている「東京展」とも繋がってくるだけに、とても重たく受け止めています。
店を取り巻く環境が整っているとは言えないが、それでも心の中に強い磁力を持って、今の店作りに役立つものを吸い寄せながら、事に当たりたいと考えている私です。
さて今日は兎柄を生かした模様でお洒落な着こなしを纏めてみたのでご覧下さい。
【「兎柄」で秋を愉しむ着物コーディネート】
秋と十五夜が兎と繋がるところがありまして、当店のオリジナル品として竺仙さんで染めていただいて「波兎柄小紋」をダークな色合の「しゃれ袋帯」で合わせ、竹革の草履下駄にすげた「兎の刺繍鼻緒」に「狂言兎の加賀染め足袋」で、オンリーワンの秋の着こなしを用意させていただきました。
とてもお洒落だと思いませんか?
【お洒落な帯】
そのお洒落の決め手となるのが、小紋に合わせたダークな色合のしゃれ袋ではないでしょうか?
模様の図案の植物の実のようにも見えて面白いと思うな~
【兎さんがいっぱい】
そこにこちらの兎さん達がいて、着物も草履下駄も加賀染め足袋も兎さが脇役となって楽しい装いを創り出しているところに魅力を感じています。
まだまだ暑さが残りますが、シーズン始めに秋の装いが提案できることに喜びを感じています。
いつも自己満足で終っていますが、参考になるののであれば幸です。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。