今朝のドジャース対ニューヨークメッツの試合を大谷翔平選手の2打席まで自宅で見ていましたが、その後の試合経過が気になって仕方ありませんでした。
結局10対5でドジャースが4年ぶりにワールドシリーズ進出決めましたが、そのチームで大谷さんや山本さんが勝利に貢献したことを思うと、日本人としてとても誇らしげに思います。
特に大谷選手はチームのキーマンだっただけに、ワールドシリーズの切符を手にすることが出来て本当に良かったです。
本人の夢を叶えるまでには、後4勝しなくてはなりませんが、ニューヨークヤンキースとの戦いでも大谷選手が勝利に貢献できるプレーが見られたら嬉しく思います。
遠くからですが応援したいです。
大谷翔平選手を見ていて、誰もが夢を持って必至に頑張っても結果を残せない人がこの世には沢山いて、その現実の厳しさの中で挫折したり夢が夢で終ってしまうことざらにあるのに、彼の努力と才能はただただ「凄い」としか云いようがありません。
彼の活躍は私たちに元気と勇気を与えてくれるものになっていて、100万分の1でもいいから見習いたいものです。
私は今週の25日金曜日から28日の月曜日まで「染帯展」と題して神無月の会を開くことに当り、9月の初め頃からこの会に向けてSNSを通して「展示会の見える化」に務めていますが、きもの愛好家の肝心度がなかなか掴めずにいて心配しています。
改めて着物の魅力を伝えることの難しさに、きもの専門店としての役割についても考えたりしますが、私たちに業界に何が必要とされるのでしょう。
「安価な商品」、「値引き販売」、「ネット販売」、「商品のクオリティ」、「見立てのセンス」、「オリジナル商品の開発」、「着物が着られる場作り」、「着物着付けの振興」、「身軽に店内に入れる店」、他にも考えられることがあるかと思いますが、合う合わないということもありますが、どれも真摯に向き合っていかなくてはなりません。
その意味ではお客様と駆け引きのない直球勝負かと思っています。
どのような結果になるのか心配ですが、大谷選手が常に云っている、“楽しんで仕事が出来るよう努めたい”です。
今日は地元で織られている【牛首紬】を綺麗な着姿になるように「帯」と「草履」でまとめてみたのでご覧下さい。
【先染めの万筋牛首紬をコーディネート】
それがこちらのコーディネートになります。
着物は先染めした糸から織った、牛首紬らしクリーム地の万筋(みじん縞)を白地にイタリア更紗バラの染帯で、きもの美人となる装いを用意してみました。
無地感の着物を帯で華やかにしたり、モダンさを強調させたりして組み合わせのが「きものふくしま好みの合わせ方」で、“着物と帯”、“帯と帯締め”の色の合わせ方をとても重要視しています。
【イタリア更紗バラの染帯】
牛首紬と帯の画像を大きくしたもので、帯で影になっている箇所を見る、細かな縞になっているのが見て取れるかと思います。
これを万筋柄と呼んでいまして、淡いクリーム地の糸と白でみじん縞を織っているので、お召になった際のお顔写りが柔らかくなり、その胴には綺麗な色合のイタリア更紗のバラが浮かび上がって、品の良い美しさを身にまとうこととなることでしょう。
【綺麗なオシャレな草履】
そこには「黄色」をコーディネートの軸としたオシャレな草履台とシャンパンとシャンパングラスを刺繍した鼻緒で合せたエナメル舟形草履を加えて、着こなしのオシャレ感を高めてみました。
優しくまとめ上がることが出来たかと思っています。
染帯展は25日からですが、期間中は「帯芯と帯のお仕立て代が半額」となる6,600円で承らせていただきますので、少しだけ頭の中に入れておいてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。
