当店のオリジナル商品をまた一つ用意することができました。
それは加賀友禅の塩瀬帯で模様はワインとワイングラス。

チャコールグレーの加賀友禅染帯「ワイン」
その帯はチャコールグレーの地色にボトルをブールーの色をベースに染められていて、ワイングラスは。(空を意味している)
その形の描き方が独特で気に入りました。

加賀友禅染帯「ワイン」
お太鼓にした感じはこのようになります。
女流作家さんが描かれた作品で、とてもお洒落だと思いませんか?

加賀友禅染帯/腹の柄
腹はワイングラスだけの模様になりはずが、一つだけのワイングラスにはワインが入っていなくて、ワイングラスが二つ方はブルーがワインが入っていて白は空。
お好みでどちらかの腹の模様を出してお楽しみいただけたらと考えていますが、実は最初に作品を目にしたときに不満の思う箇所がありまして、作家さんにもうひと工夫してもらってから、私の元に届いた品でもあります。
何処に引っかかりがあったかいいますと、お太鼓のワインボトルに長方形のラベルが描かれていますが、そのラベルには何も描いてなくて、最初は制作の途中を見せてもらったつもりでいたら、これが完成品と聞いて、私がラベルに模様を加えて欲しいことをお伝えて仕上がりを待っていました。
その完成品が英語の文字で書いてあって、その意味を送られてきたラインで確認させていただきと、

ボトルに言葉を入れる
青文字
dressing is a way of life (服装は生き方)
黄色字
many happy returns of the day (毎日幸せが繰り返しきますように~)
そのラインには作家さんのコメントも入っていまして、
お洒落して行く誕生日パーティー等に着装して貰えたら~と思い この言葉を選びました~
黄色字の「毎日幸せが繰り返しきますように~」は誕生日のお祝いに使う言葉
送られてきた文章を読んで、作り手の想いがダイレフトに伝わってまいりました。
そのせいかおしゃれな世界が何倍にも広がって、さりげなく締めていただいたら格好いいと思いません・・・
言葉にできない心地よい雰囲気を引き出していて、私のお気に入りのひと品になることでしょう。
世界に一つしかない加賀友禅の塩瀬帯ですが、気軽に締めていただきたいと思うところがありまして、販売価格を税込み¥198,000とさせていただきます。
興味をお持ちでしたらお電話下さい。
ということで今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







