【店主の呟き】
ゴールデンウィークのスタート日となった4月29日土曜日。
まだ店内の店作りが整っていないが、ここのところ忙しい日が続いていたこともあって、気持ちにゆとりを持ちスローペースで仕事をさせていただくこととしました。
毎年ゴールデンウィークの期間中に浴衣商戦に備える準備をしていますが、始めて今年、翌月の5月に東京で展示会を予定していることから、先に5月号の情報紙「あ・うん」を仕上げてしまいたいと考えているところです。
され今日は昨日届いて竺仙さんの奥州小紋をコーディネートしてみました。
【奥州小紋を単衣の着物としてコーディネート】
それが奥州小紋の牡丹柄を単衣物から盛夏の時期に締めていただける博多織りハ寸名古屋帯で組み合わせた画像になります。
竺仙さんの奥州小紋は単衣の着物としてもお召になれることから、絹の博多帯で5月頃から盛夏の時期の装いとして提案させていただきたいと思っています。
合わせた帯が黒っぽくてマニアっぽい着こなしとなってしまいましたが、帯を半幅帯にしていただけたら浴衣の着こなしとなるので、使い勝手がいい着物ではないでしょぷか?
竺仙さんの担当者の話によれば、長引いたコロナ禍で私達小売店からの注文が激減し、そのことに伴い奥州小紋を染めてくれていた職人さんにも影響があって仕事から離れてしまっ方が少なくないそうです。
今年は考えていた以上に注文が入って、奥州小紋を染める職人さんの不足を江戸小紋を染めてくれている職人さんにお願いして染めてもらっていることを聞いています。
それと材料費の高騰などからお値段が少し上がって、今年の発表は奥州小紋で税込み価格¥85,800となりました。
こればかりは止められない現実かと思っていますが、お値段が上がった分、着物らしく着こなしてみたいと思いません。
なので、帯留めでお洒落感を出してみました。
【魔女の帯留めで装いを楽しむ】
それがこちらの画像になります。
水牛の角から創作した「魔女の帯留め」です。
お洒落な雰囲気が見事に表現されていて素敵だと思いません・・・。
遊び心があって、話題を集める着こなしとなったのではないでしょうか。
このような感じで夏を演出した売場を作りたいと考えていますが、ゴールデンウィーク中に仕上げられるかが少し心配です。
浴衣関係の商品は99%まで入荷しているので、今年こそはと思っていらっしゃる方は早めに準備を済ましてしまった方が安心かと思います。
それは素敵な商品から売約となるので、後になればなる程、選ぶ商品が少なくなることが考えられます。
竺仙さんの場合は注文生産を基本としているので、シーズンの途中から新作を用意することができないんですね~
まだシーズンには速いですが、参考にしていただけたら嬉しく思います。
今日は自宅に早く戻れそうなので、身体を休めて明日に臨むこととしました。
ではこれにて・・・
お休みなさい。