朝起きると車にうっすら雪が積もり寒い一日になりました。
そのせいか体調が思わしくなく、早くブログの投稿を済ませ家に戻りたい、そんな気分です。
今日は春らしい着物を、細帯でラフな感じに仕上げたいと思います。
木蓮の柄の小紋をベースにヤング向けとアダルトの装いの二通りのコーディネートを紹介しますので、写真でお楽しみ下さい。
最初に全体のコーディネートの写真です。
下駄と細帯をコーディネートに取り入れると、この小紋も可愛い感じに仕上がるでしょ・・・・・
細帯をすることで、帯締め・帯揚げを使わなくても良いのですが、おしゃれ派の気持をくんで三分締めと帯留めを使ってみました。
花の色の紫を三分締めに使ってみましたが、とても綺麗でピョンピョン跳ねるウサギの帯留めまでもが春らしい表情に変わりました。
ワクワクする気持が伝わって来ませんか・・・・・・
その気持を半衿にも表現してみました。
ハートとリボンが入った刺しゅうの半衿です。
このような合わせ方ですと、20歳前後から30代半ばの装いという感じでしょうかね~
では、この着物をベースに もう少し年を重ねたアダルトの装いに変えてみることにします。
下駄から草履に、細帯も先程のグリーン地の桜模様から、黒地に小さな飛び柄の幾何学模様。
明るくなりがちな着物が黒のトーンでキュッと締めて、落ちつかせています。
色を重ねる中でのポイントは、あまり沢山の色を使わないことが、静かな装いになることです。
そこで三分締めの色は、着物の色の黄色にしてみました。
帯留めも飛び跳ねたウサギから、個性的な猫の帯留めに・・・・・・
そして半衿を花柄のりんかくに使っている色でシックにしてみました。
模様はサクラの花びらの小紋半衿です。
この半衿の色を入れることでお顔映りが濁るようでしたら、白無地の塩瀬半衿がシンプルで良いかもしれませんね。
そんなことを考え、トランプ柄を白糸で刺しゅうした衿をあわせてみました。
どちらの半衿も大人の香りを漂わせていますが、遊びがあるトランプの衿のほうが控えめなお洒落を引き出してくれているかもしれませんね。
このコーディネートですと、先程の組み合わせより、年代層がもう少し上がるのではないでしょうか・・・・
いかがでしたでしょう。
同じ着物でも合わせ方で雰囲気が変わることが、お判り頂けたでしょうか。
それぞれに持ち合わせた感性があるだけに、納得できないところもあるかもしれませんが、貴方でしたらどちらがお好きですか・・・・
色を重ねて成り立つお洒落が着物にはあります。
重ねる色を間違えないで春を着物でエンジョイしてください。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







