暑い暑いと言っていた9月も今日で終わりで明日から10月が始まります。
なにもかもリセットして10月に向けて歩み出さなくてはなりません。
その足掛かりとなるものを店内で演出していかなくてはなりませんが、昨日立ち寄った加賀友禅作家・牧野顕三さんの工房にて加賀友禅の小物を取り上げさせていただくこととなりましてね~
牧野さんンは加賀友禅業作家として訪問着や付け下げを主に描いていらっしゃいますが、加賀友禅の染額や扇子、タペストリーなど、和のインテリア商品の物作りにも熱心で、いろいろ拝見させていただいて四季のタペストリーに興味を持った次第です。
【加賀友禅の四季のタペストリー/牧野顕三作】
その加賀友禅の四季のタペストリーがこちらになりまし。
それは春夏秋冬を4つタペストリーで描かれた作品で、これまでになかった商品かと考えています。
長さは約110㎝くらいで幅は17.5㎝で、絹に柿野さんが手描きして仕上げたものです。
お値段は一つ¥44,000(税込み)となりますが、季節を伝える室内インテリアの役割を果たしているもので、玄関先に飾ったら、その周りを変えるだけの魅力を秘めたタペストリーではないでしょうか。
特にお料理屋さんとか、ホテルや温泉などの宿泊施設に下げられたら、店側の心使いがお客様に伝わり、店の価値を高めるものに繋がるのではないでしょうか。
また新築のお祝いの品としても使っていただけるかと考えてまして、それを納める化粧箱には一つ一つ作品名が記されていて、石川県を印象付ける和のインテリアになることでしょう。
【加賀友禅の四季のタペストリー「月」と「雪」】
これからの季節となれば、「月」と「雪」となりますが、特に雪は石川県の「雪釣り」という文化がこの作品に描かれていて、クオリティの高いタペストリーかと思っています。
参考にされてください。
ところで10月は新しい商品を紹介させていただく「神無月の会」を控えていまして、その会の名称を「帯展」と題して、岡田その子さんの型絵染の染帯と西陣織の織楽浅野さんの帯の特集を考えてます。
他にもお洒落な帯や着物では加賀友禅の付け下げや訪問着なども紹介させていただきますが、何か探している着物や帯があるようでしたら、準備すること出来るかと思っています。
いつでもご相談ください。
【黒地の加賀友禅訪問着をコーディネート】
こちらのきものコーディネートは黒地の加賀友禅訪問着を箔を使った白地の袋帯でコーディネートしたものです。
きものの模様は夾竹桃で/優しい模様ですが、黒地とあって個性的な訪問着と言えるでしょう。
このスッキリ感がなかないかいいかと思うところがありまして、ここに紹介させていただきました。
神無月の会では、来春用の入学式にお召いただける訪問着も準備したいと考えるので、下見がてら覗いていただけたら嬉しく思います。
ということで今日は加賀友禅情報を記事にさせていただきました。
今日は閉店後に用事があって記事を早く投稿させていただくこととしました。
ではこてにて・・・
お休みなさい。