お母さんの別れから半年が過ぎ、今年初めて近くにある
白山比咩神社(しらやまひめ神社)へ行って手を合わせて来ました。
これまでの報告です。
そして今日の一日が始まりました。
今年一番の夏日になったかもしれない北陸地方。
この時期の暑さは大歓迎で、今日も新規のお客様が新しい浴衣を選びにお越し下さいました。
そのお客様の中に、店のブログを見て尋ねて下さった親子連れの方がいて、綿絽(めんろ)の浴衣をコーディネートさせていただいた品を一式お求め下さいました。
着物に対する価値観が私の考え方によく似ていて、とても嬉しかったですね~
ブログが引き寄せてくれたご縁に感謝したいです。
ありがとうございました。
こちらの草履は夏用の品ですが、皆さんは季節に合った草履を使い分けていますか・・・・・・
鼻緒は絽縮緬(ろちりめん)に水玉の刺しゅう、奥はイルカの模様です。
中には紗織(しゃおり)の鼻緒もありますが、夏を感じさせる素材や模様のものを、これからの季節にお履きになると素敵でしょうね~
この草履台は竹を張り合わせたものです。
このような品も夏らしいですね~
おしゃれとは色柄のコーディネートだけではありません、季節を考えた装いにも、おしゃれは存在します。
面倒かもしれませんが、どうか気を配って下さいね。
今日或お客様から着物相談を受けました。
その相談はお世話になったお茶の先生がお亡くなりになり、故人を敬う意味で着物で御参りをしたいという話の中で、
お通夜は沈んだ色合いの着物に黒の帯で、そして、葬儀は五つ紋の喪服でお見送りしたいが、着物のTPOとして間違っていないかを確認したい・・・・・という相談でした。
相談をいただいた方もお茶の先生で、故人と関わり合いにある方に、着物での主席を呼び掛けしたいと考えていたようです。
葬祭の場にブラックフォーマルで御参りするのが一般的な装いになった昨今ですが、故人を敬う意味で着物にしたいとの考え方に心を打たれました。
私も妻の時に経験がありましたが、着物での御参りは心が伝わってきて嬉しかったですね~
着物って洋服にはない日本人の心があることを実感しました。
久し振りに着物の心髄をお客様から教わったような気がしました。
その先生に、
間違っていないことをハッキリ伝えた私でした。
さぞかし故人も喜ばれることだと思います。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







