小正月(1月15日)のお話・118号の「あ・うん」が出来上がりました

今日は暦の上では成人の日で祝日です。

 

この日を境にお正月が終わった気持ちでいるのは私だけでしょうか・・・

 

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売り場を一部、お正月飾りの小物からお雛様へと模様替えです。

 

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やっぱり古い着物生地から木目込みされたお雛様は心が癒されますね~

 

このような仕事をしていると、時の流れが早くて、季節の先取りを考えなくてはなりません。

今日は先に目で楽しんでいただいてから、1月15日という日にまつわる記事を書いてみようと思っているので しばらくお付き合いください。

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ほんの数年前まで、成人式は1月15日と決まっていて誰もが判断しやすかったのですが、15日の祝日が変わったことで、ひとつの節目のようなものが薄らいでしまって・・・

 

元日から7日までを大正月というのに対し、1月15日を小正月と呼んでいます。

正月中の主婦は休む間もなく大忙し、正月行事が終わるまで休みがなく、小正月になると実家に帰ることを許されたそうです。

 

その小正月には、餅花を飾り小豆粥(あずきがゆ)を炊く習慣があったとか・・・

小豆の赤は魔除けの意味があり無病息災と厄払いの意味があるそうです。

 

それに嫁いだ女性が里帰り出来る日が、結婚式直後やお盆、小正月や祭りなでに決まっていたと言うから驚。

 

今の時代と比較すると考えられない話だと思いませんか・・・

まるで奴隷みたいです。

 

主婦には小正月が本当の正月だったのではないでしょうか。

小正月を「
女の正月」、大正月を「男の正月」と言われたのも、このような時代背景があったのかもしれませんね。

 

もう一つ1月15日といえば左議長(さぎちょう)です。

 

 
この左議長は「どんど焼き」「どんど祭り」とも呼ばれ、お正月に飾った門松やしめ飾り神社や寺院の境内などに持ち寄って燃やすという、お正月飾りの後始末の行事です。

 

新年に訪れた年神様が天上に帰って行くと信じられたいたそうなんですね~

棒の先に餅・芋・団子などを刺し、焼いて食べると、その年は無病息災でいられるとか・・・

 

とにかく何事においても前向きに考え、縁起をかついでいたのでしょうね~

 

その左義長の行事は今でも続いていますが、成人の日の祝日が変わったことで、いつが左義長の日なのか判らなくなってしまって・・・

 

こうして、日本の風情というものが失われて行くようでしたら、誠に寂しい話です。

 

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店の四季を楽しむ情報紙「あ・うん」118号が仕上がり、1月15日にまつわることがらを書き込んだもので紹介させてもらいました。

 

ところで明日は京都に主張です。

仕入先を回ってガツンと刺激をもらってくるつもりでいます。

 

これから一年、この店と京都のキャッチボールが始まりますが、ワクワク・ドキドキする情報や商品を探してくるつもりでいますので、楽しみにしていてくださいね。

 

それではお休みなさい。

 

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