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ここしばらく気持ちのいい天気が続いていて、私の住む大自然が見事に見渡せます。
田畑の大地を白く覆った雪、
透き通った青空、
その間に白化粧をした山肌が郷愁を漂わせています。
雪に苦しめられた町も、春の日差しを浴びると絵になるものです。
カメラのシャッターを切らずにはいられませんでした。
この時期になると農家の人達はハウスを作って田植えの準備に取りかかります。
こうして春の足音は確実に歩み寄り始め、新しい幕が開こうとしていることに喜びを感じている私です。
そして今日(2月22日)は「ニャン・ニャン・ニャン」の数字の語呂合わせから生まれた「猫の日」です。
この日に「私の猫が日本一」コンテストが開かれることを聞いていますが、その次の日(2月23日)は何の日かであるかご存知でしょうか・・・。
「2」(つ)・「2」(つ)・「3」(み)ということから「つつみの日」 → 『風呂敷の日』なんですね~
そうなると私の店の出番です。
店頭には『風呂敷展』の看板が立ちました。
お祝い事や、年度末で人が動く季節でもあり、風呂敷の活用を呼び掛けたいと考えてのことです。
数年前から日本の風呂敷が見直されて来ていますが、私の店は開店当初から風呂敷にはこだわりを持っていて、沢山の種類を取り揃えております。
今日はその中から石川県に関わりを持つ、正絹ちりめん風呂敷を紹介したいと思います。
加賀友禅作家「由水十久」(ゆうすいとく)さんの図案を元にして制作された童子柄の風呂敷です。
約45㎝幅で「よきこときく」という柄名が付いた小ふくさタイプ。(¥8、400の品)
こちらは約68㎝幅で「花まつり」よいう柄名です。(¥15、750の品)
いずれも評判の良い柄で、贈り物としても喜ばれております。
ご自身のネームを入れることも可能なので、ひとつの情報として付け加えさせていただきます。
この場では、上品な正絹ちりめん風呂敷を紹介していますが、品揃えの多くは綿素材で、価格帯は¥525~¥3、150までのものが中心となります。
昔の風呂敷とは随分様変わりしているので、是非とも店に訪れご覧になってみてください。
話は変わり、晴天が続き春らしくなってきたというのに、客足が伸びず頭を痛めています。
本来2月は静かな月と言われていますが、大雪で仕事にならなかった1月の事も考えると穏やかではありません。
今一度、原点に戻り、生活者から見た「気になる店作り」を考えなくてはならないと思っています。
何をどうしたらいいのでしょう・・・
日々考えていますが、まとまりません。
春になったら自然と軒先から伸び出る「つくし」みたいに、春風と共にアイディアの芽が出るといいのだが・・・
苦しい日々を過ごしている私です。
それでは今日はこのあたりで終わりにしたいと思います。
お休みなさい。