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雪が混じる気温の低い日が続いています。
風は、この寒さに追い打ちをかけるかのようで、身に応えていますが、3月になればこの勢力も衰え、春の便りが届いてくることでしょう。
そして私は、新しい月の情報紙を作っているとことです。
今回も「お客様に役立つ情報ってなんだろう」、そのようなことを考えていると時間ばかり過ぎてしまって、気がつくと日が暮れてしまうこともあります。
今日は制作中の「あ・うん」の情報の中から着付けの補正道具を紹介させていただきます。
≪着付けの補正に「腰部パット」はいかが≫
着物を美しく着付けるには、胸やウエストなどの凹凸の個所をフラットにすることが大切かと思います。
そのために、着つける前に補正をしておくと、シワも少なくなり、美しい着姿のラインが保たれるのではないでしょうか?
着付けをする際に、タオルを持ってきて欲しいというのは、それらの理由からです。つまり、筒状の丸みのある身体で着物を着たほうが綺麗なラインが出ます。
ここが洋服と多きく違うところです。
この補正が充分されていないと、Vラインの衿元が乱れたり、腰から着物の裾(すそ)が広がったAラインになったりして、着崩れの原因になることも考えられます。
そうなると、おしゃれなコーディネートも意味を持たなくなり、着物が似合わないと勘違いされることもあるかもしれません。
最近では、さまざまな補正道具が市販されているので、専門店さんと相談してみるのも上手な着付け対策といえるでしょう。
そのような前提の元で、補正道具の一つとして「腰部パット」を活用されることをお薦め致します。
このパットは帯のシワが取れ、ヒップラインを強調しないためのもので、店で取り上げているのは、ワンタッチで着脱できる20×23㎝の2㎝程度の厚み(約2㎝)を持つ板状のものです。
シワにもならず吸汗性に優れた商品で、2.100円にて提案しております。
どうか参考にしてみてください。
こうして、和装に関したことや、日本の四季と文化をいろんな角度から情報を集めA3の用紙にまとめています。
いまだに構成はアナログで進歩がありませんが、それでも156号まで届くところにきました。
着物を知らない人がいて、日本の文化にも関心を持たない人がいる。
そのような方が増えているだけに、気がついたことを情報にしていますが、取り巻く環境がなかなか変わらないから心が折れそうになります。
それに情報媒体もスピードを増して変わってきていて、効率を求めることばかり・・・
そんな激しい競争を見ていると、何が大切なことなのかが判らなくなるが、亀が兎になれる才能がある訳でもなく、続けることに真実があると考えたいです。
今月も後わずか・・・
今日も天秤の棒が激しく動いた一日だったかもしれません。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







