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雪がチラつく寒い一日になりました。
開いた春心も、いっぺんに閉じてしまった感じがします。
そんな折に注文を入れていた初夏の着物が何点か届きましてね~
今日はその中から季節の先取りになればと思って「ちりよけコート」を紹介したいと思います。
その前に、「ちりよけコート」という商品を知らない方もいらっしゃるかもしれません。
なので、少し説明を加えてみます。
もっとも解りやすい表現をするならば、シースルーの「はおり物」です。
季節的には花見時期を過ぎた頃から着装されてもよろしいかと考えていますが、一つの目安としては気温が20℃を超えるような気候のときに羽織られるとおしゃれな着こなしになると思います。
春から初夏の間に衣替えあるでしょ・・・
気候の移り変わりによって、裏地が付いた袷の着物から裏地が付かない単衣ものの着物へと涼しさが求められる時期に、単衣の「はおり物」として存在するのが「ちりよこコート」だと考えてください。
品名にコートの名称が付いていますが、羽織として活用される方も少なくないことも付け加えておきます。
その商品の一つが、黒字の「よろけ格子」のように織られた素材に、銀糸で可愛い刺繍をあしらったものです。
黒地は年代幅も広く透明感が分かりやすいのが特徴かと思います。
画像を大きくしたものがこちらです。
中央に浮かび上がる花柄が刺繍を加えた個所で、見た目に白く浮かび上がり、小ジャレタ雰囲気をかもしだしています。
コーディネートされた着物に重なると、透明感がお分かりいただけるかと思いますが、おしゃれな大人の装いといえるでしょう。
盛夏にもお召しになれるものですが、どちらかといえば春先から初夏頃に羽織られるとおしゃれ感が増すのでは・・・
気難しい決まり事がある訳ではないので、おしゃれを楽しむアイテムとして一枚お持ちだと便利だと思いますよ・・・

話は変わります。
関西方面の方から単衣時期に着るフォーマルの着物の見立てを頼まれていましてね~
初めての方で、ご自身がお持ちになっている帯と合わせて欲しいとのご相談でした。
その依頼を受けて、画像のやりとりをしていたのですが、クリアーに見えてこないものがあって、帯を店に送っていただくことに・・・
そして、衣装ケースに収められた帯が店に届きました。
送られて来た画像で拝見してはいたのですが、とてもセンスのいい袋帯が2点収められていました。
きもの専門店さんとの繋がりを持っている方だと想像されるだけに責任の重い仕事です。
離れている距離をどのようにして埋めたらいいのか。ここに私が越えなくてはならないハードルがあります。
一つ一つ曇りガラスを取り除いていかねばなりません。
この経験が新しい道を切り開いて行くものだと信じて、お客様と向き合ってみたいと思います。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,162記事






