何度かご案内をさせていただいておりますが、今月22日(金)~25日(月)までの4日間、店内にて「江戸小紋展」を開催致します。
その際に江戸小紋の染師「根橋秀治」氏をお招きして、染の実演をしていただくことを考えています。
また、伝統の技を生かしたお楽しみ企画も用意し、会に向けて準備と段取りに追われているところですが、お楽しみ企画の中で補足したいことがあるもので、それを記事にすることとしました。
この会で用意したお楽しみ企画とは、伝統の技で染めた江戸小紋をもっと深く理解していただくために、小紋半衿と小紋柄の鼻緒を根橋さんのお力をお借りして、オーダーメイドで作ることができる内容のものです。
詳しくはホームページにも載せておりますが、オーダーメイドの鼻緒に関しては草履下駄と組み合わせた提案をしていて、先月、このご案内を見られた方から、22㎝のサイズでも対応できるものかの問い合わせがありましてね~
当初はフリーサイズで対応する予定でいましたが、その方からの問い合わせに、充分な配慮が足りていないことに気付かされましてね~
しかし、市場に規格外のL寸やS寸があまりないこともあり、ダメもとでメーカーさんの担当者に相談してみると、今回の企画のためにも準備したいと言ってくれたのです。
そしてその商品が届いたので紹介してみます。
下駄の大きさを比較できるように並べてみてのでご覧ください。
多少タイプは違いますが、両サイドがL寸で、S寸が3タイプ用意することができました。
大きさの違いが見て取れると思います。
角度を変えて撮った映像です。
焼き下駄の画像を大きくたものです。
これで25㎝前後から22㎝前後までの対応ができるようになりました。
しかし、S寸となると桐台であっても形が少し異なります。
白木と焼き下駄はお値段は同じで、江戸小紋の鼻緒をすげて9千円ほどでお分けできるかと考えています。
こちらはS寸でも畳を使っていることから下駄の台だけで12,960円するものです。
それに江戸小紋の鼻緒を染めて鼻緒に加工しすげ上げると2万円近くするものと考えてください。
一方、L寸のぞうり下駄は同じ桐台で、すげ上げると11,000円になります。
このように、お値段がサイズや形によってバラつきがありますが、これまで不便な思いをされてこられた方には絶好の機会といえるかもしれません。
オーダーメイドで伝統工芸士が染めた江戸小紋の鼻緒が作れて、それも足のサイズに合って草履下駄ですげられるという贅沢なお楽しみ企画となりました。
足のサイズの目安として、22㎝~22.5㎝は方はSサイズのものを・・・
24.5~25㎝近くある方はLサイズのものを・・・
そんな感じでセレクトしていただけるとよろしいかと考えています。
お楽しみ企画の方は、ご予約をいただけるとスムーズな対応ができるかと思っているので、興味をお持ちの方は会期前にご連絡をいただけると有り難いです。
言葉が足りないところがあったかと思いますが、判りにくいことがあれば気軽に尋ねて来てください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。