店頭に今週21日から開催する「決算・涙市」の看板が立ちました。
現在、その準備で紛争中で残された時間と戦いながらの日々が続いております。
会を開く以上は多くのお客様にお越しいただきたいし、店側としては、お買い物に繋がるような演出も必要かと考えています。
その演出方として工夫したいのが、無言の営業マンとなるPOPなどで催事の熱気を高める演出効果です。
特に私の店は営業マンが足りていないので、お客様の目に訴える商品のディスプレーにこだわりがあり、他店との違いを感じていただけるものであればと考えていますが、今回のような割引が主となる催事は、心が落ち着く空間の中にお安さのインパクト効果があってもいいのではないかと思っています。
心に余裕がないことが、頭で理解ができていても形にすることができなくて、残された時間の中でどのような創意工夫ができるのかが問われているのかもしれません。
これも自己満足に過ぎないのかもしれないが、いろいろやりながら店が磨かれていくものだと思えるだけに、考えてみたい課題となっています。
そして本日、浴衣に合わせる下駄にプライスダウンの価格が入りました。
当店の店作り中で、和装の履物は「町のぞうり屋さん」という位置づけを持つもので、下駄にもこだわりを持っています。
それは量販店とは一線を引くもので、履きやすさを最も大切にしているので、S寸やLL寸の下駄を揃えている間に、いつのまにか在庫が膨らんでしまいましてね~
「涙市」を機に、最大で30%の割引価格を付けさせていただきました。
売れ筋商品も10%の割引価格が付いたので、この機会にグレードの高い下駄を手にしていただけたら嬉しく思います。
それにしても、一か所に集めると、「町の草ぞうり屋さん」にふさわしいものがありますが、仕入れ係の自己満足に過ぎないことを思い知らされております。
お客様に店の想いを知っていただくことの難しさを感じながらも、草履屋さんが少なくなっているだけに下駄にスポットを当ててみま
した。
後は和雑貨を残すだけとなり、全体の飾りつけに着手したいと考えていますが、これも予定通り進むのか怪しさを残しています。
実は、東京の仕入れ先でもある竺仙さんが、新作の秋物が染め上がったと言って店を尋ねて来るんですね~
どうであれ、会を開くまで残り二日間。
毎日右往左往していますが、ベストを尽くして事に当たりたいと考えているところです。
私の頭の中は会の開催に支配されていて、楽しい話題をお届けできていないことを心苦しく思っています。
どうかお許しを・・・
では、これにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






