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昨日は充分な休養が取れたのか体が軽くてすこぶる快調です。
残暑の厳しい日が続いていますが、秋口に向けておしゃれな着物の提案をさせていただきます。
注文をしていたおしゃれな染め帯が入荷致しました。
写真を見てお判りだと思いますが、犬の模様をチェック柄で描いた塩瀬(しおぜ)の名古屋帯です。
人によってはオーストラリアの地図のように見えたりもしますが、ヨークシャテリアの犬をおしゃれに表現した品ではないでしょうか・・・。
ベースの地の色といい、犬の色の配色といい、シンプルに描かられ模様に思わず笑みがこぼれます。
この帯を単衣用の紬として織り上げた格子柄の士乎路(しおじ)紬に合わせてみました。
コーディネートにメリハリが出て、ストレートにおしゃれを表現することができたのではないでしょうか・・・。
そんなことを思いながら一人で酔いしれております。
帯締め帯揚げは紫色を合わせ、可愛い感じに仕上げてみました。
このアッサリ感が帯の模様を引きたています。
街着として外に出られたら、目にした方は「なんとおしゃれな着こなしなんだろう・・・」と、センスの良さを心に留めてくれることでしっう・・・
これから暑い夏が過ぎて秋が訪れます。
夏とは違った意味で秋の風情というものがあります。
そんなシーンを考えると、着物で遊んでみるのもよろしいのでは・・・。
朝から外回りをしていましたが、国道の温度計は36℃を表示。
いつになったら過ごしやすい天気になるのでしょうか・・・
そんなことを思いながら緑に囲まれた田舎の山間部を車で走っていると、ふと、どうして山の木々や草花は緑なんだろう・・・
目には緑が優しくて、心も穏やかになれますが、何処を見まわしても緑以外の色がないことに小学生のようなレベルの疑問を感じましてね~
大地は茶色で、そこに根付く植物は緑。
海は水色で空は青。
この地球が生まれた時に、決めた神様がいるのかもしれませんが、この自然が私達に季節を伝えてくれているのでしょう・・・
お客様の玄関先に生けられた山野草。
セミの抜けガラに生けられた方の心を感じます。
これが日本の風情というものです。
自然の時計が秋を知らせているかのようで、心にくい演出に心を奪われました。
田舎の風景って、心に優しくて私は好きだな~

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







