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豪雪で自由を奪われていた雪国を昨日の早朝脱出し、仕事を終えて戻ってみると、いつもの穏やかさが戻っていました。
これで安心・・・
峠は越えたみたいです。
これからは集中して、店のことを心配しないと・・・
今回は京都に出るだけでストレスが発散できました。
空からはサン・サンの光が降り落ちてくるし、雪もなく、革靴だって気楽に履ける。
それはもう天国の世界でした。
この写真は京都に向かうJRサンダーバードの中から撮った写真です。
ここでは外の景色がまだ見えますが、この先からしばらく 雪の壁になって外が何も見えない状態でした。
それが琵琶湖に近づくにつて積雪が少なくなって、東から射しこむ光に感謝の気持ちでいっぱいでした。
いつもならカーテンを閉めますが、太陽にも飢えていたみたいで、まばゆい陽を受けながら京都に入った私でした。
結局行きの電車は約90分遅れ、訪れた仕入れ先の間でも北陸の天気が話題になっていて、私の顔を見ると、皆が
「良く出て来れましたね~」と温かく迎えてくれました。
初日一番に訪れた仕入れ先では、社長自ら接客してくれて、待遇の良さを感じたしだいです。
(余分に注文を入れてしまいましたがね・・・)
今になって思うと、豪雪という恐ろしい世界に身を置いていたことを外に出てみて感じています。
こちらは撫松庵が提案するデニムの着物です。
私が想い描いている着物の世界とは随分距離感がありますが、都会のきもの愛好家などに注目されている商品だそうです。
頭が硬いのか、ついて行くことが出来ません。
しかしながら、今年も撫松庵の浴衣はしっかり注文を入れてきました。
そして竺仙の浴衣も・・・。
そうそう、今日仕入れ先で珍しいことに遭遇致しました。
着物姿の女性から「ふくしまさんではありませんか・・・?」と、声を掛けてくださる方がいましてね~
その時、どこでお会いしたのかな~
必死に考えてしまいました。
驚いたことに、お話をして誰であるかが判りました。
着物ブログランキングで多くのファンから注目を浴びている「「きもの鶴」さんのオーナーさんだったんですね~
正直、照れくさかったです。
「雪で大変ですよね~」なんて優しい言葉をかけてくださいまして、ありがとうございました。
お互いに、消費者から一番近いところで着物を取り扱っている訳で、着物の面白さを伝えられる店であり続けたいものです。
頑張りましょう~
それでは、今日はこの辺で閉じることに致します。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






