震災後の幸せの形・そして風邪薬

 昨晩は風邪でグッタリ、夜中も咳が止まらなくて辛い思いをしました。

娘は、仕事を休んで安静にしていることを勧めてくれましたが、月末に近いことからそんな訳にも行かず、ついに病院へ行くことにしました。

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私はまったくと言っていいほど、病院に行くことがありません。

(どちらかというとギリギリまで我慢をするタイプで、大きな病だと手遅れになることもありえるかも・・・)

 

特に風邪だと判っていただけに、時間がくれば治ると思っていました。

しかし、集団生活の中では周りの人達に迷惑を掛けていることも確かだし、一日も早くこの状態から脱出したいと考えてのことです。

 

 

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店の段取りを済ませてから、近くの病院に向かいました。

 

診察してくださった先生は、お薬を出しておくので、しばらく様子を見てくださいとのことでした。

 

私は薬も飲んだり使ったりすることがほとんどありません。

しかしこのような場合は、医師の言うことを聞かなくてはなりません。

 

昼食後、言い付けどおり粉薬を飲んでみました。

しばらくすると、どうしたことか咳が出なくなりましてね~

体も回復していく感じが自分でも判るのです。

 

薬の効果があったみたいです。

 

まだまだ油断はできませんが、これで大丈夫でしょう・・・

午後からは仕事にも集注出来るようにり、ようやく自分に「春が来た」って感じかな~

 

 

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ということで、店内の気分も変えてみることにしました。

気分を変えると言えば模様替です。

 

カジュアルな装いをメインに着物コーナーを触ってみました。

私の好きな世界が広がり気持ちワクワクです。

 

話は変わりますが、景気が低迷している時に今回の地震・大津波・原発事故という、過去に例のない甚大な被害を出しました。

 

それに伴ない、失われたものも半端ではありません。

それが日本経済の心臓部でもある東京都と、その周辺の県が巻き込まれた訳ですから大事です。

 

現実のものとして、私の店のことを例に取れば、震災後はお客様の入りが少なくて、間接的に震災の影響を受けている感じが致します。

 

これが震災地や、その近くの地域になると、ダメージは一層大きなものでしょうね~

生活の源となるものが崩れていく訳ですから、穏やかではありません。

 

今は東と西では欲しがるものが違いますが、その中で共通点といえば、「幸せになりたい」ということではないでしょうか。

 

そこで、幸せの捉え方です。

 

お金や財産、それだけではなく、名誉や地位というこのは、幸せをカウントするには大切なものでしょう・・・。

しかし、東側の震災地の人々を見ていると、西側とは違う「幸せの形」があることを教えられています。

 

死と直面したからでしょう・・・

家族皆が命があることが一番で、次に家族が一緒んなって生活できる家ではないでしょうか・・・。

こんな時だから、これまで気が付かなかった幸せが沢山見えてくるように思えます。

 

今、私たち東と西とでは、意味の違う、「幸せを測る物差し」を持ちました。

 

経済の成長という視点からみると、西側の物差し、

安定した暮らしと安全いう視点からみると東側の物差し、

 

震災前は皆、西側の物差しを持っていましたが、この震災で東側の物差しに持ち替えた方もすくなくなく、経済の発展という視点からみると力強さに欠けるものです。

 

どうなる日本経済。

私はとても心配です。

 

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