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少し沈んだ気持ちで京都から戻ってまいりました。
というには、前もって案内はあったものの、親しくしていた仕入れ先の一社が閉店セールをしていましてね。
この不況の中で継続を断念した訳ですが、業界の中で共に戦って来ただけに、その現実に触れると無性に寂しくてやりきれなくなります。
日々努力して来たことが、このような結果に結び付くなんて、どうしても理解ができません。
だけどこれが命ある経営の一つの姿なんですね~
厳しい現実を突きつけられ気がして考えさせられました。
ぼやぼやしていると、私の店もこのような決断に迫られる時が来るかもしれません。
夢ばかり追いかけるのではなく、足元をしっかり見て駒を進めないといけない・・・
そのようなことを教えられた気がしました。
和雑貨を取り得がている仕入れ先では、半年先のお正月飾りの発表です。
来年の干支はヘビ。
古布使いの木目込み人形も発表になりましたが、正直ピンと来ていません。
作り手側も顔の表情に苦労したことを話していましたが難しい商材です。
そんなことを思いながらも幾つか注文してまいりましたが、どうなることでしょう・・・
7月の京都は、和雑貨の会社のように先へ進む仕入れ先もあれば、7・8月と立ち止まり秋に備える会社もあります。
だけと、後退することだけはやめて欲しいと思った一日でした。
暑さも重なり疲れました。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






