また雪が降ってまいりました。
数日で3月になろうとしているのに、この冬はいつまでも寒く、雪が降る日が多くて少しうんざりしています。
ここにオミクロン株の感染者が増えているという現実がかぶさってくるから心労が絶えません。
穏やかで安心できる社会はいつになったら訪れるのでしょう。
なるようにしかならないと思っていますが、心の中に抵抗勢力ともいえる挑む気持ちがないと、ゲームオーバーになってしまうので、ここは踏ん張り時。
悪あがきといわれてもジタバタすることが大切かと思っています。
店は「男風呂敷」と「和装小物フェア」の両輪で店作りを始めたところで、期待以上の成果を上げることはできていませんが、工夫を凝らしてアピールすることに意味があると考えています。
あの店は「風呂敷の店だ!」。
通勤の途中に車で通る店は「かんざしにこだわっている店なんだ!」。
このような感じで出会いのない生活者に店のi印象を植え付けることって、とても重要なことかと考えています。
こうした企画がないと店の存在を忘れて行かれることになるのでしょう。
呉服店が少なくなっているのも情報発信力の乏しさから忘れられた存在になっていて、そのことが仕事への意気込みを失わせているのかもしれません。
今週の23日は天皇誕生日で祝日となっていますが、実は店にとってとても大切な日で「つつみの日」なんですね~
つつみと言えば風呂敷で、京都ふろしき会・京都ふろしき振興会・東京ふろしき振興会で組織する日本風呂敷連合会が、ふろしきを広くPRするために、平成12年に2月23日を「ふろしきの日」として定め、日本記念日協会に申請、登録したものです。
2月23日は(つつみ)の数字のゴロ合わせからきています。
平成12年は西暦2000年で、「つつみの日」と定められた日から22年が過ぎましたが、おそらく風呂敷を取り扱う店で、つつみの日に風呂敷をPRしている店はほとんどないのではないでしょうか?
何のためのつづみの日かと思ってしまいますが、結果や成果が現れないと続けることができない愚かさに寂しさを覚えております。
ここに続けることの難しさがあり、情報を出さないでいると忘れられていくばかりで、風呂敷の存在すらも生活者の頭の記憶から消えてしまうということだって考えられます。
しかしこの店は諦めません。
風呂敷も進化し続けていて、お洒落な色合いや模様の風呂敷が数多く作られています。
ひと昔前に暗いイメージとは真逆なポップな色合いの物から、雨や水に強い撥水加工の風呂敷も様々な種類の大きさの物が作られていて、機能性とファション性に優れた品が続々登場しています。
その中から「男風呂敷」を特集させていただいていますが、店のこだわりは半端じゃなくて、風呂敷専門店といえるくらいの品揃えをさせていただいています。
贈り物としても使っていただけるので、これまで店にお越しになられていない方は、機会を見つけて店に寄ってみてください。
ふろしき文化をしっかりお伝えさせていただきます。
ということで今日の記事とさせていただきます。
では、お休みなさい。